こんばんは、Tomです。今日の天気は晴れたり曇ったりで、最高気温は15℃でした。まあ、そこそこの天気でしたね。明日は勤労感謝の日ですが、天気は崩れるそうです。
さて、今日の記事は久しぶりに『DENON CDプレイヤー DCD-1650AZの修理』の記事です。今回はその3となります。
前回は、いろいろと調べた結果、ピックアップが怪しいという事になり、AmazonにCDのピックアップを注文したのでした。
今回は、ピックアップが到着したので、交換します。
1.ピックアップが到着
約1か月待って昨日ピックアップが到着しました。中国製+半導体不足なのでしょうね。
まあ、それでもAmazonで2000円以下で購入できたので良かったです。
2.ピックアップの取り出し
それでは、早速ピックアップを取り出します。
1)CDユニットのコネクタ取り外し
まずはCDユニットの取り出しを行います。
2)ピックアップユニットのコネクタ取り外し
3)ピックアップの取り出し
3.新品のピックアップユニットの取り付け
今度は、新品のピックアップを取り付けます。
1)人体アースを行う
ピックアップを取り付ける際、静電気でピックアップが壊れない様、人体アースを行います。
ハーネスをGNDに接続する。
ハーネスを腕に巻き付ける
2)ピックアップを取り付ける
3)ピックアップにハーネスを接続
4)CDユニットを組付ける
これで設置は完了です。
4.動作確認
さあ、動作を確認します。
結果、CDが認識されませんね。
5.ピックアップのショートピンを探す
ピックアップには静電気による破壊を防ぐため、半田でショートされている場合があります。
それを確認します。
基板のパターンにはショートパターンはありませんね。
取り出したピックアップも確認しましたが、やはりショートパターンはない様です。
ちなみにAmazonのピックアップの説明にもショートパターンはないという事が明記されていました。
6.自動調整機能を発見
ネットで調べてみると、このCDプレイヤーはピックアップの出力やサーボコントロールの自動調整機能があるそうです。
このスイッチがそれです。
1)調整スイッチ+電源スイッチで立ち上げる
2)EJECT⇒STOP⇒PLAYの順でボタンを押下する
3)自動調整モード
これで自動調整モードに入るはずですが、何度やってもエラーになるようです。
7.原因はもう一つあった
更にネットで調べてみると、どうやらピックアップの出力を増幅し、先ほどのコントロールする基板のOP
OPアンプがダメになるらしいのです。
しかも、シリアルナンバーのTOPが0,1の場合のOPアンプがダメらしいです。このCDプレイヤーもそうですね。
この基板を取り出してみましょう!
この基板の裏側にあるOPアンプ(OP262)4つがダメになるようです。
このOPアンプを別なOPアンプに交換するか、または、シリアルナンバーが8,9から始まるジャンクなDCD-1650AZを落とし、OPアンプ増幅基板を交換するという方法が必要なのだそうです。
これは、ちょっと大変ですね~。