AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理 ーその6ー

こんばんは、Tomです。今朝は寒かったです。顔が寒くて起きてしまいました。テレビで最低気温を見たら、なんと-8.3℃。寒いわけです。でも、日中は天気が良かったので家の中ではポカポカと暖かったです。

さて、今日の記事は昨日に引き続き『AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理』の記事で今回はその6となります。
昨日の記事では電源の電解コンデンサを交換し圧着して配線を始めたのですが、ブラケットが邪魔をしていたので、その加工から始めます。さて、電解コンデンサを交換した結果はどの様になるでしょうか?

1.ブラケット、ボトムカバーの加工
早速ブラケットの過去を行います。

1)ブラケットを切断

2)切断箇所を研磨
切断箇所を研磨します。

3)ボトムカバーに穴を開ける
ボトムカバーに電解コンデンサを固定するために穴を開けます。

これで加工は完了です。

2.電解コンデンサの取り付け
1)ブラケットの取り付け
ハーネスを傷めないようにブラケットに保護テープを貼ります。

加工したブラケットを取り付けます。

2)ハーネスの配回しと設置

3)電解コンデンサにフィルムコンデンサを設置する
電解コンデンサのハーネスはほぼ終了です。
ここにフィルムコンデンサを半田付けします。

3.全体を整える
配線も終了したので、全体を整えます。

1)ハーネスの固定

2)電解コンデンサを設置する

フィルムコンデンサがドライヴ基板の電解コンデンサに当たらないように位置を定めます。

ボトムカバーを取り付け、ボトムカバーに結束バンドを通し、電解コンデンサを固定します。

電解コンデンサの端子周辺をホットメルトで絶縁します。

4.動作確認
さて、電源を入れ、動作を確認します。
スイッチON!

確認結果、問題点の1つ目の電解コンデンサの放電時間の不揃いは解消されましたが、右チャネルの歪は解消されませんでした。まあこれは想定内です。

問題は1つクリアされましたので、次は右チャネルの歪みを追いかけます。
お楽しみに!