AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理 ーその7ー

こんばんは、Tomです。今日は最低気温-3℃、最高気温4℃と程々で、午前中はお天気、午後は曇りから雪がチラつく目まぐるしい天気でした。
さて、今日の記事も『AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理』の話です。少しずつ問題は解決しているのですが、右チャネルの歪はなかなか解消しないでいるうちにーその7ー迄来てしまいました。
今回は、考えられる原因をいろいろやってみます。

1.想定される原因
それでは、想定される問題を考えてみます。
① 電源にノイズが乗っている様に見えるので、電源でノイズが発生する可能性のある部分を確認する。
② 入力部の接点不良が考えられる場所の接点不良をなくす。
③ OPアンプを交換する
④ ドライブ基板を再半田する。

それでは、やってみますね。

2.電源でノイズが発生する可能性がある部分を確認する
1)電源スイッチ
以前、古いジャンクアンプを利用しアンプを製作した時、電源スイッチの接点不良でノイズが出ていた事がありました。
そこで電源スイッチを確認します。

スイッチをバイパスします。

確認結果、変化なしでした。

2)ブリッジを替えてみる
時々ブリッジのダイオードからノイズが出る可能性がありますので、ブリッジを交換してみます。

手持ちのブリッジを使用します。

これを交換します。

確認結果、これもダメでした。

3.入力部の接点不良が考えられる場所の接点不良をなくす
入力部の接点不良になりやすい部品の接点不良を疑います。コネクタ、ボリューム、半固定抵抗の接点不良をなくします。

結果、ダメでした。

4.OPアンプを交換する
週末の土曜日に中国からOPアンプが到着しました。

これを新しいOPアンプに変更します。

結果、ダメでした。

5.ドライブ基板を再ハンダする
ドライヴ基板を再ハンダします。

マイクロスコ―プで見た所、あまり大きな問題は無いように見えますが、それでも何があるか判りませんので、一応全て半田を吸い取り、紙やすりで部品のリード磨き、再ハンダします。

洗浄します。

確認結果、これもダメでした。

結局、考えられることをやってみましたが、全部ダメでした。
今回の壁は高いなぁ~。
次回をお楽しみに!