こんばんは、Tomです。昨日はとても暑く、夏日でした。でも今日は一日中曇り空で、最高位気温20℃でした。ちょっとした天気の違いで、気温が大きく異なりますね。やはり冬が近づいています。
さて、今日の話題は、昨日の続き『KENWOODミニコンポ RD-UDE77の修理』で、今回はいよいよFINALとなります。
今回の個体は電源が全然いう事をきかず、且つフラットケーブルの破損もありましたので、前もって、同じ型番のCDユニットが壊れているジャンク品をヤフオクで3000円でゲットしておりました。そこで、今回の修理は、ニコイチ作戦で修理を完了することにしました。
1.ゲットしたジャンク品
これが、3日前にヤフオクでゲットしたジャンク品です。電源は入りますが、CDトレーが開かないというジャンク品です。
落札価格は3,000円でした。
開けてみてみると、割と程度の良い個体の様です。
2.動作確認
それでは早速動作を確認します。
1)電源コンセントを入れる
まずは電源コンセントとを挿入してみます。
するとフロントパネルの赤いLEDが点灯しました。
これは結構脈がありますね。
2)電源スイッチをONする
続いて電源スイッチをONしてみます。
するとすぐにCDを読みに行きますが、CDは恐らく入っていないため、No CDのメッセージがフロントパネルのインジケーターに表示されます。
3)CDトレーの開閉動作を確認
CDトレーの開閉のスイッチを押下し、開閉を試みます。
やはり、トレーは開きませんね。そうですよね、その故障でのジャンク品ですから。
でも、開閉ボタンを押下し、耳を本体に当てて中の動作を確認すると、モーターはまわっているような音が聴こえます。
4.CDユニットのバラシ
それではいつもの様にバラシを行います。
今回の試みはCDユニットを修理依頼品と交換実験を行い、うまく行けばニコイチで、正常個体を作り出すことです。
1)TOPカバーのバラシ
2)CDユニットのバラシ
CDユニットをバラシます。
これで、トレーが開かないCDユニットを取り出しました。
5.これまでのCDユニットの取り付け
壊れているCDユニットを取り出しましたので、これまでのCDユニットと交換します。
これで、CDユニットの交換が終了しました。
6.動作確認
動作確認を行います。
1)電源ON!
電源をONするとCDが回り始めました。
CDを感知し、再生を始めました。
2)スピーカーを取り付け再生する
そこで、修理用のジャンクスピーカーを接続し、動作確認を行いました。
きちんと音声が確認出来ました。
3)ラジオの動作確認
続いてFMラジオの動作確認です。
ラジオもOKです。
7.洗浄
動作確認が終了しましたので、フロントカーバーやパネルを洗浄します。
8. 組付&仕上げ&仕上げ
1)TOPカバーの取り付け
ばらしたTOPカバーを組付けます。
2)綺麗に仕上げます
これで新品同様のピカピカになりました。
3)最後の動作確認
最後の動作確認を行います。
OKです。
これで、義弟のミニコンポの修理は終了しました。
回路図が無いので、ヤフオクのジャンク品でニコイチにして何とか立ち上がりました。
回路図が無い時には、この手法が良いですね。
達成感あり!