MARANTZ BDプレイヤーの修理 ーその1ー

こんばんはTomです。今日は昨日よりも暑い日でした。最高気温は公称35℃でしたが、実際は36℃以上だったと思います。昼休みにキュウリの収穫を行う為に外に出たら、物凄い暑さでした。明日も暑い様です。熱中症にご注意下さい。
さて、今日の記事は、いつもの様に修理の記事に戻ります。先日、オープンリールのデッキの修理の依頼頂いた方からMARANTZのブルーレイプレイヤーの修理を依頼されました。その内容をレポートします。

1.依頼されたBDプレイヤー
これが依頼されたMARANTZのBDプレイヤーです。

故障の症状は、トレイが開かないという事です。

2.動作確認
動作確認を行います。
トレーオープン

最初はトレーが開きませんでしたが、何度かボタンを押下したら、トレーが開きました。

リモコンでもトレーの開閉を確認しました。

3.バラシ
それでは早速ばらします。

1)TOPカバーのバラシ

BDユニットのトレーを引き出しましたがメカユニット詳しく確認出来ません。

トレーの開閉を行いましたがやはりトレーが引っかかって出てこない状態でした。

2)BDユニットのばらし
それではBDユニットのバラシを行います。

トレイのパネルも取り除きます。

これでユニットが取り出せると思ったら、ピックアップのフラットケーブルを外さないと、ユニットが取り出せません。でもこのフラットケーブルを外すと動作確認が出来ない事が判りました。

3)BDユニット全体をばらす
メカユニットがばらせないので、BD全体をばらします。

4)リアパネルのばらし
ユニットのビスを取り出しましたが、これでは取り出しが出来ませんでしたので、リアパネルをばらしました。


5)フロントパネルのはらす
リアパネルのバラシではBDユニットが取り出せないので、フロントカバーをバラシます。

BD

6)BDユニットの取り出し
これでやっとのことでBDユニットが取り出せそうですが・・・・まだ引っ付いていますね。

5.ハーネスの取り外し
それでは、BD
BDユニットのハーネスを外します。

6.フロントパネルの内側の両面テープを貼る
BDユニットの取り出しは、フロントユニットこのクッションテープの接着に寄りました。
従ってフロントパネルのクッションテープを取り外します。

これでBDユニットをばらすことが出来ました。

7.動作確認
このBDユニットを取り出しを行うと、ハーネスが短く、動作確認が出来ない様ですので、ユニットを元に戻し、ユニットの外からきちんと動作を確認を行います。

1)CDの読み込み

CDの読み込みはOKです。

2)トレーの開閉
次にトレーの開閉の確認

糸居と検証しているうちに、トレー出し入れの際にトレーのパネルが引っかかる事が判りました。



これで、不具合箇所が判りました。
今回はここ迄です。
次回は、対策と組付けを行います。
お楽しみに!