シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-52ZSの修理のリベンジ ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は朝から曇り時々雨で、最低気温は14℃でしたが、最高気温もあまり上がらず、16℃と寒々しい日でした。一昨日が27℃と暑い日でしたので、一気に冬が近づいた感じがした一日でした。
さて、今日の話題は、先月修理してもう少しで直らなかった『シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-52ZSの修理のリベンジ』の話です。ヤフオクで同じモデルの訳アリ品を9000円で購入した所、全く問題なかったので、テレビの台だけを移植して依頼者にお届けし、残った修理品(時々バックライトが点かない)をジャンク扱いで出品し、落札されたら依頼者の方にお返しする様にしていたのですが、ヤフオクを3回まわしても、入札が入らず終わってしまいました。
しかし、どうしても心残りでしたので、昨日と本日の2日間気合を入れて修理に再チャレンジしました。このリベンジマッチを3回くらいに分けてレポートします。

1.入札が入らなかったシャープの52インチテレビ
これが、ヤフオクで入札が入らなかったシャープの52インチ液晶テレビ LC-52ZSです。

電源基板の交換で、電源が正常になり、映るようになったのですが、時々バックライトが点灯しない時がありますので、ヤフオクでジャンク品として5000円で出品しておりました。でも入札が掛かりませんでした。

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もし、100%映るのであれば、きっと入札が入ると思い、余りにも心残りでしたので、この週末に集中して修理することにしました。

2.バラシ
決心が固まったので、気合を入れて、再度バラシを行います。

流石に52インチはデカいので、取り外すビスの数も結構多いです。
やっと裏カバーがはずれました。

3.バックライトのコネクタを探す
それでは、問題のLEDバックライトのコネクタを探します。

1)メイン基板
まずはメイン基板でバックライトのコネクタを探します。

これはLEDのコントロール信号のハーネスですね。

そして、これは少し太いハーネスでしたので、もしやLEDバックライト電源ケーブルでは?と思いましたが、これはスピーカーのハーネスでした。

その他は、フロントのLED表示部、そして脇のスイッチ部に行っており、LEDバックライトのコネクタはありませんでした。

2)電源基板
そこで、もしや電源基板では?と思い電源基板を見た所、電源基板からディスプレイに入っているハーネスがありました。

どうやらこれの様ですね。確かに基板のシルク印刷にLED+、LED-と書いてあります。
これで間違いなさそうです。

4.ネットで回路図を探す
この電源基板の型番は、DPS-143BPというものです。

この型番をネットで検索すると、なんと回路図が見つかりました。

回路図があれば100人力です。有ると無いとでは大違いです。
メイン基板の回路図は残念ながらありませんでした。

5.電源基板を取り出す
回路図が見つかったので段々乗ってきました。

早速電源基板をばらします。

電源基板を取り出しました。

これにオシロコープで信号見る為のハーネスを半田付けし、バックライトの回路の信号を追いかけます。
今回はここ迄。
次回はいよいよ回路図に沿って原因を探ります。
次回をお楽しみに!