KENWOODミニコンポ RD-UDE77の修理ーその3ー

こんばんは、Tomです。今日は暑かったですね~。最高気温はなんと27℃。半袖でも良い位の夏日でした。この時期にこんなに暑くなるなんて、ちょっと心配ですが、なんだか嬉しい気持ちも半分です。来週から寒くなるようです。
さて、今日の記事は、修理ライフに戻ります。先日の義弟夫婦の喪にコンポの修理の続きで、今回はスタンバイの電源を強制的にONにする事でメイン電源が入るかどうかの確認を行います。

1.取り出した電源基板
これが取り出した電源基板です。

2.おおざっぱな解析
この電源基板をおおざっぱに見てみると、スリープ用の電源トランスがあり、その後にスリープ用の電源回路があります。

これが5Vを生成しているチップの三端子レギュレータと思われます。

その後、フロントパネルの電源スイッチがONすることで、大元の5VのリレーがONとなり、メイン電源が入る仕組みと思われます。

3.強制的にリレーをONさせてみる
そこで、スリープ回路を無視して、リレーの接点にスイッチを取り付け、強制的にメイン電源をONする改造を行います。

4.組付け、動作確認
それでは、改造した電源基板とメイン基板を組付け動作を確認してみます。

1)組付け

なんとか組付けが終了しました。

2)動作確認
それでは動作を確認します。
電源基板の外から、強制的にスイッチでメイン電源をON!

でも、結果はダメでした。



これは、かなり深刻ですね。
次回は、電源基板ユニットをオシロで解析を行いたいと思います。
お楽しみに!