TEAC カセットデッキ V-7010の修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今日の天気は曇りのち雨という天気でした。但し、雨も余り多くは降らず、一日の気温は25℃から26℃という気温で、過ごしやすい日でした。台風10号は、2019年の大規模台風と同じルートをたどりそうです。
さて、今日の話題も『TEAC カセットデッキ V-7010の修理』で、いよいよ今日がFINALとなります。前回でめでたく修理が完了しましたので、今回は組付け、仕上げです。

1.カセットメカのメンテナンス
さて、修理の確認が出来ましたので、これまで何度もばらしてきたカセットメカをメンテナンスします。

1)カセットメカの取り出し

2)カセットメカのバラシ
カセットメカをばらします。

3)モータープーリーのメンテナンス
モーターのプーリーをメンテナンスします。

① プーリー軸のメンテナンス
プーリーの軸をピカールで綺麗にします。

その後、シリコンオイルを塗布します。

② プーリーの表面のメンテナンス
そして、プーリーの表面を洗浄します。

3)プーリーの組付け
プーリーを組付けます。

ベルトを脱脂

4)軸受けのメンテナンス
そして、プーリーの軸受けにはモリブデングリスを塗布します。

5)ヘッド、キャプスタン、ピンチローラ―
ヘッド、キャプスタンとピンチローラ―は以前メンテナンスしていますので、今回は割愛します。

2.フロントパネルの組付け
カセットメカを取り付け、その後フロントパネルを本体に組付けます。

3.RECボリュームのツマミの交換
RECボリュームのツマミは、いまひとつなので、Tomが以前保有していたアルミ削り出しの高級ツマミを取り付けます。

ただ、軸は半月型、つまみは、ユニバーサルでイモビス固定の物です。しかし、このツマミの6角のイモビスは軸に届きません。

そこで、ホットメルトでツマミの中に軸の半月の型を作ります。

4.カバーの洗浄
カバーを洗浄します。

5.カバーの組付け
カバーを組付けます。

6.リアパネルの端子の洗浄

7.カバーの仕上げ
カバーを仕上げます。

本体はピカピカです。

これで、TEAC V-7010の修理は完了しました。
外観もピッカピカで新品同様ですね。
これから10年はちゃんと動き続けると思います。
末永くお使いください。