KORG デジタルシンセサイザーの修理 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は一日中晴れの天気でしたが、最高気温は25℃と久しぶりに涼しい日でした。でも、明日から金曜日まで、また暑くなる様です。
さて、今日の話題は、依頼品の『KORG デジタルシンセサイザーの修理』の話です。今日はその1で、動作確認とバラシ、そして接点不良対策、追い半田を行い、再度動作確認を行います。

1.依頼品のシンセサイザの動作確認
これが依頼を受けたKORGのデジタルシンセサイザーです。故障の症状は音声出力が極端に低いという事です。

それでは動作確認を行います。

1)電源ON!
電源を設即し、電源をONします。

2)音声レベルの動作確認
それでは次にヘッドフォンを接続し、音声の大きさを確認します。

ボリュームをMAXにしても、ヘッドフォンで聴くと音声が小さいですね、

2.ボトムカバーのバラシ
それでは、不具合の確認が出来ましたので、ボトムカバーをばらします、

それにしても、ボトムカバーのビスが多いですね。

3.接点不良の解消
コネクタなどの接点不良を解消してみます。

動作確認してみます。

ダメですね。

4.追い半田を行う
メイン基板を取り出し、追い半田を行います。

1)基板の取り出し

2)基板の状態
基板の表には多くのチップ電解コンデンサがありますね。

そして、裏側はこんな感じです。

3)追い半田をおこなう

4)基板の洗浄

5)組付け

6)動作確認

音声は相変わらず、NGです

今回は、コネクタ類の接点の復活、そして、基板に追い半田を行いましたが、ダメでした。
次回は、電解コンデンサを、交換します。
お楽しみに!