こんばんは、Tomです。昨日、セメント抵抗が届き、パワーアンプのファイナルの手前までの修理を再会しました。でも、セメント抵抗を交換しても中々思うように行かず、大変悩みましたが、今朝のタイムリミット直前についに問題が解決しましたので、今日はそれについて、報告します。
1.セメント抵抗が届きました。
月曜日にセメント抵抗を注文しましたが、昨日部品が届きました。
夕食後、はやる気持ちを抑えて、早速セメント抵抗を交換。
2.しかし結果は・・・・
しかし、結果は、下記の通り、本来なら電源投入後0Vになるはずなのですが、セメント抵抗を交換したパワーアンプ基板のファイナルへのドライブ信号は、+24V。これは尋常ではない。どこかがおかしい。
1)本来ならこの信号(別のチャンネルの出力)
2)セメント抵抗を交換したほうのチャンネルの出力。
3.少しずつチェック
1)ドライブトランジスタの前段をチェック
前段をチェックしたがこれもNG。
2)その前の段のトランジスタをチェック
これも、信号が変。
3)周辺の1W以上の抵抗をチェック
周辺の1W以上の抵抗を全てチェック。問題なし。
4)ドラブ段の前段のトランジスタを再度チェック
ドライブ段の前段のトランジスタを全てチェックした。
結果問題ないことを確認。
5)ついでにダイオードもチェック
結果これも問題なし。
4.最後の手段
トランジスタ、ダイオード、抵抗も問題なし。しかし、狙いの信号にならない。ついに最後の手段です。それは、古い半田を吸い取り、新しい半田を流し、接点不良をなくすこと。70年代の機器は、この手の故障が多い。
1)古い半田を吸い取り、再半田付け
2)再半田後はアルコールと歯ブラシで基板をクリーニング
5.結果
早速信号を確認。
大成功!
ついに、ファイナル前段までの回路が直った。