オーディオラボ オガワ(鶴岡)に行って来ました。

皆さんこんばんは、Tomです。昨日は、はるばる山形県鶴岡市のオーディオラボ オガワ様に行き、タンノイのスピーカーの修理を依頼してきました。オーディオラボオガワ様より、ブログへの記事の投稿の許可を頂きましたので、本日投稿をさせて頂きます。

1.出発は、朝の5時
 オーディオラボ オガワ様の場所は、山形県鶴岡市です。鶴岡は高速を使わないとTomの家から約3時間かかります。そこで、朝4:30に起床し、5:00に自宅を出発。途中お友達のSaiさんと合流し、Saiさんの家を、5:30に出発しました。ちょっと眠いです。


2.鶴岡に到着
 AM9:00。鶴岡に到着しました。まずは、ナビでお店を確認します。すると下記の写真の様に、なんと小川電気というPanasonicのお店の様でした。直接行ってもいいけど、9:00開店なのでちょっと早いですね。

3.鶴岡公園を散歩 
お店は、ちょうど鶴岡公園の真後ろに当たるので、9:30ごろまで鶴岡公園を散歩する事にしました。

 1)鶴岡公園のお堀 
 雨上がりの鶴岡公園はとてもしっとりして綺麗でした。この写真は、鶴岡城のお堀です。
 

 2)あやめが綺麗でした。
 梅雨といえば、アジサイです。アジサイの花もこれまた上品に咲いていました。

 3)鶴岡神社で参拝
  鶴岡公園内にある神社に参拝をしました。

  子供向けのおみくじは、『鯛みくじ』といって、釣竿で鯛を釣って、その鯛の中にあるおみくじを確認し、鯛の置物は持ち帰るというシステム。とても面白いし、メデタイと思いました。そう言えば、昔は鶴岡の近くの由良漁港に毎年『花鯛』を釣りに来ていたんですよね。懐かしいな〜。

 4)大正天皇即位の記念の建築物
 鶴岡といえば、大正時代のモダンな建物が有名です。公園内にあるこの建物は、大正天皇が即位した記念に建てられた建築物です。でも何故大正天皇の即位の記念に東京からこんなに離れている鶴岡に建立されたのかは、謎です。

3.オーディオラボ オガワに再度訪問
 公園を散歩していたらもう9:40になりました。そろそろお店に訪問してみましょう。
 先ほどのお店に伺ったところ、スピーカー修理工房は3軒後ろにあるとの事で、下記の写真の工房へ案内されました。駐車場も広く、建物もゆとりがある感じです。

 

4.佐藤さんにお会いし修理工房へ
 スピーカー工房へ行くと、責任者の佐藤さんが出迎えてくれました。電話ではお話ししましたが、初対面となります。早速、1Fのスピーカー工房へ案内されました。
佐藤さんに、お断りし、スピーカー工房の写真を撮らせて頂きました。

修理依頼が来ているスピーカーは、主にタンノイとJBLの様です。おそらくパートの方と思われる主婦の方(でも年期が入っている)が、スピーカーを修理していました。

5.Tomスピーカーを確認
佐藤さんは、スーツ姿なのに状態を確認するため、いきなりTomのスピーカーをバラし始めました。実に慣れた手さばきですね。佐藤さんに、この修理工房を開いて何年になるんですか?と訪ねた所。もう8年になります。以前は表になる電気屋の一角で修理していたのですが、手狭になったので、こちらを開いたとか・・・・まさにこの工房のパイオニアだったんですね。

6.Tomスピーカの状態は如何に?
 1)HPD-385の内部構造
 佐藤さんは、TomのHPD-385をどんどんバラして行きます。実に手馴れた感じ。

保管は結構良いと思っていましたが、流石に約40年前の代物なので、流石に中は少し酸化していますね。

 2)他のタンノイのスピーカーの症状
 佐藤さんは、タンノイの他のスピーカーの修理依頼品の紹介をしてくれました。下記の2枚は、上が前期、下が後期のツイーターユニットの部分ですが、参加するとこんなになってしまうんですと仰ってました。それに比べると、TOmのスピーカーはまだ良いと思いました。

前期

後期


7.エージングルームを見学
修理工房の後は、エージングルームを見学させて頂きました。修理の後は、このエージングルームでスピーカーは程よくエージングされる様です。

8.リスニングルームを見学
最後は、本店(電気屋)の2Fにある、リスニングルームを見学する事に。コーヒーを飲みながら、ジャズを聞かせてくれました。とても心地い時間で咲いた。


<あとがき>
オーディオ産業が下落している中、オーディオラボ オガワ様は、全国のスピーカー修理の老舗として信頼のある技術を持って立派に立ち向かっていらっしゃる様でとても元気を頂きました。今ではニッチなオーディオマーケットですが、特別な技術があると、生き残りが可能なんですね。非常時参考になりました。そして、実際に現場を見学させて頂く事で、その信頼性の高さに感激しました。これは、修理の音が楽しみです。
オーディオラボオガワの皆様、そして責任者の佐藤様、大変ありがとうございました。