自作のプリアンプは、LINN KAIRNを超えられるか?

こんばんは、Tomです。今日は、8月15日です。貴重な夏休みも残す所、後4日となりました。今日は、朝は霧雨で、その後は曇と、比較的に過ごしやすい日でした。でも、お墓参りや来客でほぼ一日が過ぎました。

先日、タンノイのスピーカーを修理してから、ハイエンドオーディオの道をひた走るTomですが、この夏休みにやっておきたい事は、もう一つありました。

それは、先日製作した、YAMAHAのプリメインアンプの筐体を使った自作アンプの音を確認することです。実は先日自作プリアンプが出来上がりましたが、スピーカーは入院中だったので、そのプリアンプの音を聞くことが出来ませんでした。

そして、以前購入していた、AD8620というOPアンプの音もそのプリアンプに挿入して聞いてみる事です。このOPアンプの電源は±12V仕様なので、以前のプリアンプでは、対応出来なかったのです。

出来れば、LINNのKAIRNを超えて欲しいものです。それでは行ってみましょう!

1.LINN KAIRNの音を聴く。 
 音を比較するためには、まずリファレンスとなるLINN KARNの音をじっくりと聞く必要があります。スピーカーの修理を行い、その後LINNの音源を手に入れてあるので、音の入出力はかなり安定している音です。

2.自作アンプにMUSEs02を挿入し試聴 
 次に、自作アンプにOPアンプをMUSE8820からMUSEs02に交換する。


そして、システムにつないで試聴。

結果、MUSEs02も素敵だけど、やっぱりLINN KAIRNの方がリアルです。
という事で、MUSEs02に対し、LINN KAIRNの勝ち。でもMUSEs02もかなり頑張りました。

3.AD8620を試してみる
 次に、OPアンプをAD8620に変えてみる。このOPアンプは、2ヶ月前に購入しましたが、それを受け止めるアンプがなかったので、LINNとの試聴も出来ませんでした。
その念願がかなって、今回比較が出来るようになりました。


結果、LINNを超える事は出来ませんでした。というか、素直な音なんだけど、どこか真がない感じで、ちょっと残念です。

最終的に、LINEレベルのフラットアンプには、MUSEs02を使用する事になりました。

4.PHONO EQのOPアンプ交換
PHONOのOPアンプも4580からMUSEs01に変更します。

 1)MUSEs01は、デジタルアンプに使用。
 現在、MUSEs01は、月間『Stereo』に付属していたデジタルアンプの入力のOPアンプとして、元気に鳴ってくれています。そのOPアンプを贅沢にもEQアンプとして使用する事にあります。

 2)デジタルアンプのOPアンプを取り外す
 早速中を開けて、デジタルアンプに装着されてある『MUSEs01』を取り外し、自作プリのMCヘッドアンプに取り付けます。


結果はまずますです。


5.ラックを整理する
 久しぶりにラックの整理とセッティングです。
 PHONOの片方(Technicsのプレイヤー)は、この自作プリアンプに繋ぎ、そしてもうひとつのPHONOは、前回制作したクリスキットのEQ基板のアンプに接続します。
それらの出力をKARNの入力に入れます。



当分、Tomのオーディオラックはこんな状態を維持するのでしょう。