ONKYO Integra P-306SRの修理

こんばんは、Tomです。今日も朝から曇り空、そして蒸し暑い日でした。そうですよね、7月に入りましたから東北地方はこれから梅雨本番になろうとしています。

さて、昨日の記事では、5月の連休にLINNのKAIRNの修理をした方から、スピーカーとプリンアンプ、メインアンプを頂いた話をご紹介しました。

そこで、本日は、比較的簡単なプリンアンプのメンテナンスから実施します。

1.頂いたプリアンプのご紹介
頂いたプリアンプはONKYO Integra P-306SRというプリアンプで、当時100,000円と国内では高級なプリアンプです。

URL
http://audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integrap-306.html

これは、きちんとメンテナンスして使えるようにしないともったいないですね。

2.外部入力動作の確認
早速、動作の確認を行います。
まずは、外部入力の信号を入れ、プリアンプの動作を確認します。

1)動作確認の構成
動作確認をするときには、最小構成で、且つ壊れても問題ない構成で実施します。

入力は、iPhone6、そしてメインアンプは、小さな自作デジタルアンプ。そしてスピーカーはジャンクスピーカーです。

2)AUX入力の確認
iPhone6の出力を、AUXに接続して確認します。
結果、なんとか無事に出力しているようです。
でも、入力をTUNERにして、スイッチで切り替えると、切り替えスイッチに接点不良があるようです。

3)CD入力の確認
そして、次はCD入力です。
ここも接点不良があるようです。

この結果から判断すると、プリアンプの動作は大丈夫のようですが、セレクターの接点不良があるようですです。

3.PHONOイコライザの動作確認
最後は、プレイヤーを接続し、PHONOイコライザの確認を行います。

接続するのは、Tomが13歳の時に購入したテクニクスのSL-1700です。カートリッジは、ダイヤトーンのMCカートリッジDL-301ですが、ここ何年か使用していないので、プレイヤーの方が上手動作するのかが心配です。

レコードを載せ、いざ動作確認。
すると、レコードの音声が快適に聞こえました。

最近ずーっと使用していないのに、こんなにきちんと動作するなんて、とてもうれしいです。
プリアンプのMCアンプもキチンと動作していますし、プレイヤーもきちんと動作しています。

なんとなく、引っこ抜いたレコードは、山下達郎のレコードでした。
久しぶりに山下達郎の『ビッグウェイブ』を聴きました。
なんとなく感動!

プリアンプは、接点不良はあるものの、故障はしていないので、メンテすれば完動品になると思います。
次回は、清掃も含めメンテナンスのレポートを行います。