クラニシ アンテナアナライザー BR-510の修理 −その6−

おはようございます、Tomです。昨日の午前中から宮城県は晴れ模様になり、とても天気が良くなりました。お陰さまで、週末は2日間ともにとてもよい天気に恵まれています。明日は里山登りなので、お天気であることに感謝します。

さて、クラニシのアンテナアナライザの修理ですが、昨日までの所では、OPアンプのLM358がどうも怪しいというところまで突き止めました。ところが昨日の時点では、残念がらTomOPアンプの部品在庫にLM358がありませんでした。
そこで、仕方なくまずは過電圧で故障したと思われるLM358を取り除きICソケットを取り付けることにしました。同時に、会社の無線のお友達に連絡し、LM358があったら譲ってほしいと連絡しておきました。

1.故障したと思われるLM358を取り外し、ICソケットをはんだ付け
 1) LM358取り外し

  まずは、故障したと思われるLM358を取り除きます。ソルダプルトだけでは大変ですので、ニッパでLM358の足を切り取ります。
 

 OPアンプを取り除きます。

 足を取り除き、ソルダプルトでハンダを吸い取ります。

 2)ICソケットハンダ付け

 次にICソケットをハンダ付けをします。
 これでいつICが到着してもすぐに確認できます。


2.昨日ICを譲ってもらいました

 昨日、会社の友達から連絡があり、LM358を譲ってもらうことに成功!
 NEC製のμPC385Cですが、互換品なので問題ありません。

3.ICを取り付け動作確認

 Tomは帰宅後食事を済ませ、ワクワクして修理部屋に行き、さっそく調達したOPアンプ(358)を基板にセットしました。


4.動作確認・・・・・ところが

 さて、いよいよ電源を投入し、動作確認です。
 Tomは、はやる気持ちを抑え、電源ON!

 あれ?メータが振り切っています。
 どうしたのでしょう?


4.OPアンプの出力を確認

 Tomga思い描いた結果とだいぶ違うので、Tomはガッカリです。OPアンプの出力信号を見てみましょう!

 【OPアンプの出力信号】

  先日、故障していると思ったLM358の1番ピンの出力を見てみました。
  すると。先日計測した内容(NG品の御波形)とほぼ同じでした。



これは大変です。思ったことが電界出来ていなければ直ったとは言えません。
これはちょっと大変な事態になってきました。
お楽しみに!