自作フォノイコライザアンプの模様替え −その6−

こんにちは、Tomです。宮城県は、今日も朝から雨です。かなり本降りで降っています。これは台風の影響でしょうかね。早く過ぎ去って欲しいものです。

さて、イコライザアンプの模様替えも、その6迄来てしまいました。
今日はどのような展開が待っているのでしょうか?

 昨日は、一番厄介なロータリースイッチの周辺の配線とMCヘッドアンプ周辺の電源関連の配線を行いました。
 今回は、組み込むための準備作業になります。

1.不要な部品の取り外し

 オリジナルのイコライザアンプに取りついている不要な部品を取り除きます。

 1)入出力ピンコネクタ、アース端子の取り外し

 2)電源スイッチの取り外し
 

 
 3)ACインレットの取り外し

 4)イコライザ基板の入出力ハーネスの取り外し

 オリジナルのイコライザアンプの中身はこんなにスッキリしました。

2.シャーシーの追加工

 次にシャーシーの追加工を行います。追加工といっても、シールドケーブルを通す穴をリーマで大きくしてあげるだけですが、これをやってあげないと他のケーブルが通りません。

3.YAMAHAトランスミッターのケースの加工

 そして、移動先のトランスミッターの受け入れ準備を行います。

 1)不要な算木の取り外し

 まずは、不要な算木を取り外します。木工ボンドでしっかりと接着されていたので、取り外しが大変かと思いましたが、プライヤーで意外に簡単に取り外せました。

仮にシャーシーを入れてみましたが、ピッタシカンカンです!
ただ、トップとサイドカバーが無い状態ですので、今後はサイドカバーの板厚分を削らなければなりませんね。

 2)リアパネルの取り外し

リアパネルを加工するために、リアパネルを取り外します。
 

4.リアパネルの追加工

 それではリアパネルの追加工を行います。
 追加工の内容は、下記の通りです。
  
 1)電源コンセントの取り外し(電池ケースの取り付け場所を作る為)
 2)出力ピンコネクタの穴加工と取り付け

1)電源コンセントの取り外し

 昔のオーディオアンプには必ずと言っていいほど2〜3個の電源コンセントが付いていました。でも、トランスミッターにもコンセントが付いているとは?不思議です。これは邪魔になりますので、取り外します。そして、このスペースはMCヘッドアンプの電池の場所にしたいと思います。

2)出力のピンコネクタの取り付け加工

 トランスミッターには2つの入力コネクタがありますが、残念がら出力は電波で飛ばす為、出力信号コネクタはありません。
 そこで、リアパネルに出力コネクタを取り付けます。
 丁度周波数調整用のつまみの為の穴が1つ開いておりましたので、もうひとつ穴を開けて対応します。

ドリルで穴あけ、リーマで穴を大きくします。

なかなか良い感じです。
途中に文字が書いてあるけど、まあいいか。

それにしてもリアパネルが汚れていますね。いつものマジックリンと歯ブラシで洗浄しましょう!

ところが、洗浄したら、塗装が禿げてしまいました。これは汚れではなく、塗装が劣化して浮いていたんでしょうね。ガッカリです。
でも、Tomはこれでくじけません。もともとここに文字が書いてあるのが嫌だったので、ここを再塗装します。

再塗装したら結構見栄えが良くなりました。しかし、サンドペーパーをかけずに行ったため、浮いた塗装のデコボコが目立ってしまっています。まあいいか。


5.リア入力コネクタの加工

 リアの入力コネクタ基板の不要な部分を取り除き、コネクタのみにします。

 1)基板の切断

 基板のカットはアクリルカッターで行います。

 2)レジスト剥がし

 半田のスペースが少ないので、パターンのレジストを剥がし、銅パターンを浮き出し、そこに半田を塗布します。


 
これで、移植の為の準備作業は終了です。
フロントパネル、リアパネルを仮で取り付け、全体の収まり感を見てみます。

なかなか良い感じです!
明日の記事はいよいよ移植作業になります。
あともう少しです!