サンプリングレートコンバータ SRC2496の改造−その4−

こんばんは、Tomです。今朝起きたら、外は写真の様に銀世界でした。ついにきましたね〜。初雪です。これから長い冬の世界ですね。冬の間は外の活動が制限されますので、インドアでオーディオの音を磨きたいと思います。

さて、先日出来上がったSRC2496とDEQ2496の外部クロックですが、本日はその続きでジャンクで購入したBEHRINGERエフェクターのシャーシーに埋め込みます。

1.基板を取り除く

まずは、基板を取り除きます。

1)コネクタの取り外し

2)リアパネルの固定ビス外し

3)基板の取り出し

2.取り付けの構想

基板を取り出しましたので、取り付けの構想を行います。
BNCコネクタは、RCAジャックの穴が4つありますので、そこに取り付けましょう。穴の大きさはピッタリで加工が必要ありません。

今回クロックは24MHzしかありませんが、今回の後22MHzのクロックも取り付けたいと思いますので、穴は4つでちょうどです。

MIDIコネクタの穴は、薄いスモークアクリル板が有ったので、これで目隠しにします。

3.クロック基板の取り出し

先日のテンポラリーシャーシーからクロック基板を取り出します。

4.シャーシー加工

取り出したクロック基板を取り付けるためのシャーシー加工を行います。

アクリル板の加工も行います。

5.取り付け

前準備が終了しましたので、いよいよクロック基板を取り付けます。

1)電源スイッチへの配線

まずは電源スイッチへの配線を行います。

もともとの電源のスイッチの配線を切断。

新しいケーブルを配線。

ヒューズホルダーの取り付け

2)BNCコネクタの取り付け

続いて、BNCコネクタを取り付けます。

3)クロック基板の取り付け

そして、クロック基板を取り付けます。

最後にBNCコネクタへ同軸を配線します。

これで、新しいシャーシーへの取り付けが完了しました。

6.仕上げ

最後に波形を確認して、仕上げの工程に入ります。

1)波形の確認

仕上げをする前に、クロック基板の出力波形を確認します。

波形は先日とほぼ同等でOKです。

2)仕上げ

クロックの波形は出力されていますので、仕上げにとりかかります。

これで完成です!

7.試聴

いよいよラックに組み込み、音を確認します。

以前のテンポラリーシャーシーとは異なり、BEHRINGERのシャーシーですので、統一感がありとても良いですね。中はスカスカですが・・・・。

タンノイ君で聴いてみます。先日と同じ音です。

最近思うのですが、スッキリして聴きやすいですが、少し物足りない感じもしますので、今度はこれをベースにスピーカーのチューニングを行いたいと思います。