HP Note PCの修理

こんばんは、Tomです。今日は午前中穏やかな日でしたが、午後は時々雪が舞う天気でした。今日の後半から明日にかけて寒くなり、雪が降るかもしれませんね。

さて、今日は冬休みの初日です。
今年はカレンダーの都合で、年末は、かなり長い休みとなっておりますので、大掃除もしっかりできますね。
今日は朝からいろいろやってとても充実した日でした。
朝からトイレ掃除(2か所)、そして洗面所(2か所)掃除して、ピカピカになりました。
その後、カミサンのリクエストで畑に行き、雪が降る前に白菜と大根を収穫し、来年の為に肥料と石灰を撒き、トラクタで畑を掘り起こして来年に備えました。

午後は、1時間ほどゴルフの練習を行い、ドライバー感じが掴めました。

そして、14:00頃から天気が悪くなりましたので、部屋に移って昨日依頼を受けたPCの修理を行いました。実にハードなスケジュールです。

さて、そんな訳で今日は書きたい事は山ほどあるのですが、今日の話題は久しぶりに修理の話を書く事に。

1.依頼を受けたPC
このPCは、Tomとピアニストの稲垣達也さんを結び付けてくれたYokotaさんから昨日依頼を受けたものです。
故障の内容は、PCのバックライトが点灯しないというものです。
Yokotaさんも自分でいろいろとチャレンジしたとの事でしたが、バックライトのインバーターは壊れていないというところまで突き止めてくれたようです。場所はバックライトユニットに絞られたので、あとはユニットを調べて行けばOKです。

2.LCDパネルの取り外し

 Yokotaさんが途中までばらしてあるので、TomはLCDパネルユニットのバラシから行います。
まずは、LCDユニットを支えているフレームと本体カバーを分離します。

カバーを分離出来ました。

LCDのハーネスを取り除きます。

そして、フレームからLCDユニットを取出します。

取出し成功です。

3.LCDパネルユニットをバラし、冷陰極管を取り出す。
LCDユニットがより出せたら、LCDユニットを更にばらして、バックライトの光源である、冷陰極管を取出します。

1)LCDパネルを固定しているテープを剥がす。

2)冷陰極管のユニットを取り出す。

2本のビスで固定されている、バックライトの冷陰極管を取り出します。


4.故障の箇所発見

冷陰極管を取り出そうとした時、冷陰極管に接続されているハーネスがポロリと取れてきました。『若しかしてこれが原因なのでは?』とTomは思いました。

冷陰極管を取り出してみましょう!

正常な端子は、こんな感じ。綺麗です。

故障した側は、黒く焦げています。

クッションゴムも黒焦げになっていました。

これに間違いない!Tomは確信しました。
おそらく、半田不良で、且つ電圧が高いのでここで放電し、黒く焦げたのでしょう。

でも、冷陰極管が切れているのかもしれませんので、まだ判りません。

5.冷陰極管にハンダ付けして、動作確認

 そこで、冷陰極管にハンダ付けを行い、動作を確認する事にしました。
これで駄目だったら、冷陰極管が飛んでいる事になります。

まずは、ハンダ付けです。

そして、冷陰極管を裸のままで取り付けて動作確認する事に!
インバータに接続して電源ON!
おおー!綺麗に光っています。原因は、半田不良でした。


6.LCDユニットを組み立てて、動作確認を行う

冷陰極管ユニットを元に戻し、LCDユニットを組み立てます。
実は今回の修理の中で最も難しかったのは、冷陰極管のユニットをガラスパネルにはめ込む事でした。

ここで動作確認!
綺麗に面発光していますね。

次にLCDパネルユニットを取り付け、もう一度発光を確認します。
今度は、LCDユニットを投下してみているので、先ほどよりは少し暗いですが、キチンと面発光しています。

7.LCDユニットを本体フレームに組み込む
バックライトの動作は確認できましたので、今度はLCDパネルユニットを本体フレームに戻し、組み立てて行きます。

1)LCDユニットをフレームに取り付ける。

2)LCDのコントロールハーネスを取り付ける。

これでユニットが取りつきました。

3)動作確認
本体カバーを取り付ける前に、電源を入れて動作確認します。
電源ON!
立ち上がりの画面が綺麗に表示されました。

8.本体カバーを取り付け動作確認

最後に、本体カバーに取り付け、電源ON!

Windowsのログイン画面も綺麗見えます。
これでOKです。

Yokotaさん、直りました。良かったですね〜。