クラニシ アンテナアナライザーの修理 再び −FINAL−

こんばんは、Tomです。今日はゴールデンウィークの初日です。天気予報では、今日は雨の予報でしたが、今日は朝からお天気になりました。ラッキーです!

さて、今日は、ゴールデンウィークの初日です。Tomは、朝からジッとしていられず、朝5時に起床しました。

今迄、DynaBookとアンテナアナライザとLINNのプリアンプの修理が全て中途半端になっていました。でも、この連休でこれらの修理をすべて完了したいのです。

1.まずはアンテナアナライザーの修理

連休初日、まずは一番修理出来そうなクラニシのアンテナアナライザーの修理を行います。

今日は、これを修理します。

2.まずはバラシ

まずは、バラシを行います。
メーターを固定しているナットを取り除く。

基板のコネクタを取り除く。

アンテナコネクタを取り除く

M型コネクタに接続されているアンテナ直下の基板を取り出すことが出来ました。

3.アンテナ直下のブリッジの原因を探る
アンテナ直下のブリッジが問題だと思っているので、先日ホットメルトで固定した部分をニッパーで取り除きます。

すると、やはり、基板のハーネスがGNDに接触しています。これではNGですよね。

この電線をニッパーで切り取り

半田で固定します。

最後にテスターでショートを確認します。

4.動作確認
これで、大丈夫だと思います。でも、M型のコネクタユニットは、筐体に組み立てないで、基板に仮止めして、動作を確認します。

しかし、結果はNGで、メーターは振り切れました。

5.別のダミーロードを取り付けて確認。

基板は大丈夫であるとすると、若しかすると、ダミーロードが問題かもしれません。
そこで、Tomが保有しているダミーロードを取り付けてみました。

すると、SWRのメーターの針は正常になりました。

もう一度、オリジナルのダミーロードを取り付けると、やはりメーターは振り切れました。
ダミーロードが黒でした。

6.ダミーロードを確認する

本当にダミーロードが壊れているかどうかを確認します。

1)正常品
 正常品は、きちんと約50オーム出ています。

2)故障品

故障しているダミーロードを確認してみると、無限大でした。恐らく、この抵抗が切れているのでしょう。

7.ハーネスと半固定VRをホットメルトで固定する

アンテナコネクタ直下の基板のハーネスを、ホットメルトで固定します。

前回接触不良となったクロックの半固定VRをホットメルトでカバーします。これで酸化による接触不良はなくなりますね。

これで、接触不良はなくなるでしょう!

今回のホットメルトによるハーンネスを固定します

8.最終動作確認

最終は、本当のアンテナを使用して、本当のアンテナを接続して、最終確認します。

1)SWRモード

2)インピーダンスモード

最終確認結果、本当のアンテナでも問題なしです。

8.梱包、お届け

そして、最終的に梱包して、お届けしました。


やれやれ、連休初日に、3個溜まった修理の一つが終わりました。
あと2つですね。頑張るそー!