こんばんは、Tomです。今日はとても天気が良かったのに、とても寒い日でした。山沿いでは雪が降ったそうです。今週末冬タイヤを交換したかったのですが、ちょっとお預けですね。
さて、今日の話題は昨日の続きでTM-201の修理の記事です。さて、どんな故障で直るのでしょうか?
1.24時間電源を入れっぱなしの結果
電源が入らないという不具合でしたが、電源が入りましたので、前回電源を入れっぱなしにして24時間放置しました。でも、その結果、何も変化がありませんでした。
2.送信してみる
受信状態だけでは問題ないので、今度はダミーロードを付けて送信をしてみます。
PTTスイッチオン!
大丈夫そうですね。
別の無線機でモニタしてみましたが、きちんと変調も確認出来ました。
何分か送信状態を行っても、大きな問題はありませんでした。
3.アンテナに接続し、送信する。
次に、アンテナに接続し、実際に送信してみます。
10Wの無線機ですが、この無線機は4Wしか出ていませんね。
そして、時々1Wになる時がありました。
1Wになる原因を探ったら、無線機の出力部の同軸ケーブルでした。
この部分が断線しているようです。
4.同軸ケーブルの修理
故障の原因が判ったら、後は修理するだけです。早速やってしまいましょう!
1)バラシ
2)同軸ケーブルの取り外し
3)同軸ケーブルの切断と取り付け
5.送信テスト
それでは、送信をしてみます。
1)ダミーロードでテスト
まずは、ダミーロードを接続し、別の無線機でモニタしてみます。
きちんと送信されているようです。
2)同軸ケーブルを固定する
ホットメルトで同軸ケーブルを固定します。
3)アンテナに接続して送信する
最後にアンテナに接続して、実際に送信します。
送信出力は5.5Wです。
4)出力調整
ファイナルの出力のボリュームを調整して、出力アップを試みます。
でも、5.5W以上は出ませんでした。
5)ローカルと交信し、レポートを貰う。
その後、実際にローカルのお友達と交信し、59のレポートを頂きました。
これで、修理は完了です。
出力が5.5Wに落ちたのは、同軸ケーブルが断線した状態で、送信した結果FINALが弱ったからでしょう。これを10Wに復活させるためには、FINALのハイブリッドICを交換しない限り、難しいです。
という事で、修理はここ迄です。