BOSE RECEIVER RA-15の修理  −その11− FINAL

おはようございます、Tomです。昨日も一日中寒かったですね。Tom家では朝晩だけでなく日中も暖房をかけていました。

さて、BOSEのレシーバーの修理もその11となり、今回が最終回となりました。タイトルは修理となっていますが、現状は、ミニアンプの製作となっていますね(笑)。でも、これが完成すれば、修理の動作確認用アンプとして大活躍しそうです。
今回はいよいよ組み立て、そして仕上げです。

1.組み立て
バラックで動作確認を行いましたので、いよいよ組み立てを行います。

1)固定したリレーを取り外す
前回、リレーをホットメルトを用いてメイン基板に固定しましたが、残念ながらシングルアンプとぶつかって、組み立てられません。そこで、リレーを一旦メイン基板から取り外しました。こうやって簡単に取り外せるのもホットメルトの良いところです。

2)内部の組み立て
いよいよ組み立てます。

ヒートシンクの固定

②メイン基板の固定

③ウェイクアップ電源基板の固定

④リレーの固定

先ほど外したリレーは、今度はトランスに貼り付けました。これで、アンプ基板にぶつからずOKです。

3.リアパネルの端子固定

4.フロントパネルの組み立て
フロントパネルの組み立てを行います。

1)VRの組み立て
VRをフロントパネルのブラケットに固定します。

2)フロントパネル基板の固定
フロントパネル基板をブラケットに固定します。

3)フロントカバーの取り付け
フロントパネルのブラケットにカバーを取り付けます。

4)動作確認
電源スイッチを入れ、簡単な動作確認を行います。

見た目の動作はOKです。

5.最終組み立て
最終の組み立てになります。

1)最終確認
蓋を閉める前に、最終の確認を行います。

2)アンプの内部はこんな感じで仕上がりました。まあまあでしょう?

3)TOPカバーの取り付け
TOPカバーを取り付けます。

4)VRのツマミを取り付け

5)清掃して出来上がり
最後に清掃して出来上がりです。
カバーを取り付けると、それなりにかっこいいですね。これが全く違うメインアプとはわかりませんね。

6.音出し
最後にスピーカーを取り付け、もう一度確認のための音出しを行います。

これで完成です!
このBOSEのレシーバーは、結局修理という形というわけでなく、±32Vという電源のTDA7293のシングルアンプとして蘇りました。
これまで製作したミニアンプは、電源が今一なので、メインシステムにはちょっと物足りない存在でした。しかし、今回のシングルアンプは同じアンプですが、スッキリしているものの、低音の力強さも兼ねそろえていますので、十分メインシステムでも使用可能であると思います。もちろん修理時のテスト用としても使用しますが。
今回のアンプの製作は、部品代にして、手持ちの部品代も加算しても約2,000円弱です。
これで、10日以上遊べて、且つ、『無から有を生む!』
これぞ、修理の醍醐味ですね。
楽しかった〜!