YAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mの修理 −その10−

こんばんは、Tomです。今日は、朝、そして午前中は雨。そして、午後は曇り時々晴れといういまいちしっくりこない天気でした。やはり台風12号の影響でしょうか?

さて、今日は久しぶりにYAMAHAモニタスピーカー、NS-1000Mの修理の記事です。なんでこんなに間が空いたかと言うと、天候のせいで、塗装に時間が掛かった為です。でも、今週の中盤から週末にかけて、お天気が続いたので、朝に塗装、会社から帰ってから、やすり掛け、そしてさらに塗装。そして、次の朝、やすり掛け、塗装という具合で、やすり掛けと塗装繰り返していました。

1.ブラック塗装の後のウレタンニス(クリア)の重ね塗り
ブラック塗装の後は、ウレタンニス(クリア)を1面6回重ね塗りします。
まずは天板から・・・

1)マスキングテープ
 塗装をする前に、まずはマスキングテープを貼ります。

2)塗装
ウレタンニスの塗装は、ハケ塗りします。

3)やすりがけ
2度塗装を行ったら、1500番の紙やすりで表面を滑らかにします。

4)再塗装
やすり掛けをした後は、再度塗装します。

5)塗装完了

2.側板の塗装
天板が終了したら、次は側板の塗装です。
同じように、塗装→やすり掛け→塗装の繰り返して、6度塗装します。

1)塗装

2)やすり掛けと再塗装

3.前面パネルの塗装
昨日、やっと前面の塗装になりました。

1)塗装

2)やすり掛け

3)塗装

4)完了!

4.エンブレムの塗装
スピーカーBOXの塗装の合間を縫って、エンブレムのクリア塗装を行います。

5.磨き
昨日で、塗装が完了しました。
本日は、畑仕事の合間を狙って磨きを行います。

1)2000番のサンドペーパーで磨く
磨きを行いますが、まずは2000の水ペーパで表面を平滑化します。

2)コンパウンドで磨く
最後はコンパウンドで鏡面に磨きます。
このコンパウンドは、3000番、7500番、9800番の3タイプあり、それを順に使用します。

そして、磨きにバフを使用します。

3)まずは3000番のコンパウンド

4)バフで磨く

5)3000番の結果

6)7500、そして9800番のコンパウンド
そして、7500番、9800番のコンパウンドで磨きを入れてます。

7)磨き

8)結果
結果、9800番まで来ると急に鏡面仕上げになります。さすがです!

6.仕上げりを確認
いろいろと不具合はありますが、磨きの仕上がりを見てみます。

なかなかいい感じです。

1)ユニットを入れてみる
次にスピーカーユニットを単に載せてみて仕上がりを確認します。

2)エンブレムを載せてみる
そして、最後にエンブレムを載せてみます。

3)完成の形
これが完成の形です。
なかなかいい感じです。

研磨の結果、少し黒い塗装が剥げていますので、手直しは必要ですが、ピアノブラック塗装は、なかなか高級感があります。
塗装に時間がかかりましたが、とても満足度の高い鏡面塗装が出来ました。
後はネットワーク関連のメンテナンスを行って完了です。