TDA7293で本格的なアンプを作ろう! ーその1ー

こんばんは、Tomです。Tomは、昨日から今日にかけて神奈川出張でしたが、今日は朝からぴーかんで一日中とても暖かかったですね。明日は、仙台でこの暖かい日になる予定ですので週末の土曜日が楽しみです。

いま出張帰りの新幹線です。時間が勿体無いので、今日も新幹線の中でブログを書いています。世の中便利になりましたね。出張前に写真をサイトにアップしておけば、何処でもブログが書けるのですから。

さて、今日の記事は、これから冬休みに向けて制作を行う、TDA7293を使用した本格的なアンプです。Tomのここ10年間のアンプは、プリがLINNのKAIRN、そして、メインがクリスキットのPー35Ⅱ若しくは、Pー35Ⅱの基板を使用して制作したTomオリジナルのメインアンプです。なかなかこれを超えるアンプにぶち当たりません。
所が、最近TDA7293というICを知りました。このICは、LINNのLK140をはじめとした最近のアンプに使用しているとの事でしたので、この冬制作することにしました。
本日は、その1回目です。
今日は先週の土曜日に実施した筐体の準備と部品のレイアウトのレポートを行います。

1. 筐体の選定

先ずは筐体の選定です。
これまでTomは、あんおうをすうだいじさくしてきましたが、頂いたジャンクのプリメインアンプの中身をバラしてそこに組み込んで制作してきました。ジャンクのアンプの筐体を使用すると、様々な良いことが有ります。
1) シャーシーを購入する必要がない。(タダ)
2) シャーシーを加工する必要がない。大変な穴あけをする必要がないのです。
3) RCAなどのコネクタをこうにゅうするひつようがない。
などなど。そして、フロントパネルは、黒い紙でマスクして、スモークのアクリル板を取り付ければ立派なパネルになります。
しかし、現在はそのベースとなるジャンクのアンプも無くなりました。昨年、ノイズフィルターBoxを作るのに使用してしまったのです。
それが、これです。

これは、本来オーディオ機器一つ一つにデカイノイズフィルターを噛ませ、綺麗な電源で聴いてみようとおもい制作したのです。なかかっこいいでしょう?

ですが、逆に音が鈍ってしまい、今は、PC関連機器に接続し、ノイズを出さないために使用しています。

でも、この筐体は大きくて使いやすいし、フロントパネルもわざわざ自作して綺麗なので、この筐体を使用することにしました。

2.ノイズフィルターBoxの入れ替え

この筐体を使用すると、PC機器のノイズフィルターBoxが無くなってしまいます。そこで、もう一台。メインアンプように制作したノイズフィルターBoxをPCようにすることにしました。先日中古で購入したメインアンプのラックに入らず、邪魔になっていたのでちょうど良かったです。

これでOKです。

3. ノイズフィルターBoxのバラシ

さあ、それでは早速ノイズフィルターBoxをバラして行きましょう!

1) ノイズフィルターを取除く

2) リアのコンセントを取除く

これで準備オーケーです。
4. タイムリーに電源が届いた!

筐体をバラしていたら、ピンポーン!という音が。宅急便屋さんでした。先日ヤフオクで落札した、36Vのスイッチング電源です。価格はなんと1個1450円です。安い!

これは、中国製のスイッチング電源ですが、これまでも実績が有るので、大丈夫だと思います。

5. 部品の準備

電源は揃いました。そこで、レイアウトをするために、部品を準備します。

1) アンプ基板

先ずはアンプ基板です。
このアンプは、Aitendoのキットです。
TDA7293を2個パラレルで駆動します。片チャンネル、なんと1450円です。安い!

2) ヒートシンク

次にヒートシンクの準備です。
今回は、電源電圧が高いので、ミニアンプに比べ熱が出ると思われます。従って、以前、お友達のKamiさんから頂いたけど使用していなかった大きなヒートシンクを使用したいと思います。
先ずは、ヒートシンクをマジックリンと歯ブラシで洗浄しました。なかなか綺麗になりました。

6. レイアウトを行う

材料が揃ったので、レイアウトを行い、全体のイメージを膨らませます。
と言ってもヒートシンクは両端なのでアンプ基板も両端になります。
という事は、電源を縦に置くか横に置くかだけですね。

1) PSU横置きの場合

2)PSU縦置きの場合

まあどちらにしてもまだまだ余裕が有りますね。あとは、ノイズフィルターとコンデンサブロック、そして、スピーカープロテクション基板ですだけですね。

なんか、もう出来た様な感覚です。
格好も良さそうです!
冬休みが楽しみです。