TDA7293デュアルアンプの製作 −その5−

おはようございます、Tomです。昨夜はとても強い雨が降り続きました。そして今朝も少し雨が降っています。天気予報では曇りの様ですが。花壇作りたいのに・・・。冷たい秋です。

さて、雨降りなのでしばらくはインドアの記事になります。今回もTDA7293のデュアルアンプの製作です。以前も申し上げましたが、お世話になった方に約1万円強で、アンプを作って差し上げています。前回は、電源ハーネスの接続でした。今回はその後の電源フィルターを製作します。

1.フィルターの部品
電源フィルターの部品は、常にストックしています。ユニバーサル基板、コイル、電解コンデンサ、セラミックコンデンサです。これでπ型のフィルターを製作し、スイッチングノイズを軽減させます。

2.部品のレイアウトとはんだ付け
早速始めましょう!
まずは、部品が均等に整列するように、レイアウトを決めます。やはり美しさも大切です。

そしてはんだ付けを行います。ユニバーサル基板なので、部品のリードを利用して、パターン代わりにします。

もう一つの電解コンデンサも取り付けます

そして、セラミックコンデンサもね。

これで、部品のレイアウトとはんだ付けは終了です。

3.入出力のハーネスの半田付け
出来上がったフィルター基板に入出力のハーネスとハーネスを利用したGNDパターンを作ってゆきます。

1)入力ハーネスの半田付け
まずは入力側のハーネスの半田付けを行います。

そして、±36Vの電源のセンターにGNDパターンを作ります。

基板のスペースが空いていたし、秋月の格安電解コンデンサ(3300μF×4で100円:今は販売していない)の残りが有ったので、これをフィルターの最後に取り付けることにしました。

2)出力のハーネスの半田付け

そして、出力のハーネスを半田付けします。

4.フィルター基板の完成
これでフィルター基板の完成です。

ベースとなる、アルミ板の上にレイアウトしてみましょう!
なかなかいい感じです。

次回は、ブロックコンデンサ基板の製作です。
お楽しみに!