冬休みに向けた新たな野望!

こんばんは、Tomです。今日は比較的暖かく穏やかな日でした。Tomは昨日忘年会で蔵王の麓の温泉に一泊でした。とても素敵な旅館でしたし、温泉に5回も入りまったりです。

さて、先般、お世話になった方に約1カ月かけてTDA7293を使用したオーディオアンプを製作しました。無事納品し、御礼のメールを頂きました。良かったです。

今度はTomのアンプの番です。
今年の5月の連休、TomはTDA7293とLM3886のデュアルアンプを製作していました。
構成は、お友達のKamaさんのアンプとおなじで、スイッチング電源を別電源の箱に入れ外付け電源として独立させ、今後作るのはアンプ部のみとすることで、手軽にアンプ製作や実験出来る様に思っていました。ところが、スイッチング電源を外付けにすると、スイッチングノイズがあり、何とかフィルターを付けてやっとというところで中断してしまいました。

その時の記事がこれです。(記事一覧で4月から5月で探して下さい。)

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20170510/1494416687

やっぱりスイッチング電源の場合は、先日製作したアンプの様に、電源とアンプを1つのケースに入れ、電源からアンプまでの距離をなるべく短くし、且つ、GNDを多点にして、しっかりとGNDを固めないとダメだという事が分かりました。

1.新たな野望

先日のアンプを製作している途中、読者の方から、トロイダルトランスが安く買える情報を頂きました。
Tomも本当はトロイダルトランスを使用してみたいと思っていたのですが、トロイダルトランスは昔から高嶺の花で、とても買うところまで行けないので。
ところがRSコンポーネンツというネット販売のサイトでトロイダルトランスが格安で販売されているという情報を頂きましたので、約1カ月前にRSコンポーネンツからトランスを買っていたのです。

今回の冬休みのアンプの製作は、5月の連休に製作していたアンプにトロイダルトランスで電源を作り、完成させることなのです。

2.トロイダルトランスの確認

アンプを製作している間にトロイダルトランスを購入していましたが、アンプ製作が忙しくて、箱を開けることもしていませんでした。やっとアンプも出来ましたので、1ヵ月ぶりに箱を開けてみることにしました。
箱の中身はこんな感じです。
小さな箱にトロイダルトランスが、そして袋にはトロイダルトランスを固定する部材と整流ダイオードを購入したのです。トランス自体は約5,000円です。

固定部材は10個が最低発注ロットの為、1枚140円ですが、10枚で1,400円。それからトランスの下面に敷くシートも1枚100円ですが、これも10枚が最低発注ロットなので、1,000円です。それと整流ダイオード20本と送料も併せてトータルで約8,700円。まあ仕方ないですね。

ところが、いざトランスの箱を開けてビックリ!取り付け部材がちゃんと入っているではありませんか!残念です・・・・。

3.電源基板はリサイクル

電源基板は、先日製作したアンプのシャーシーにするためのアンプに元々ものです。これを再利用する事にしました。

基板に載っている電解コンデンサの容量は15000μFですので十分な容量です。これに5月に製作したアンプの秋月の電解コンデンサを合わせると35000μFになります。ちょっと多すぎかもしてませんね。

4.基板の不要な部分を取り除く

リサイクルする電源基板の要らない部分を取り除きます。
まずは、ハーネスをすべて取り除きます。

そして、スピーカー切り替えスイッチとヘッドフォンコネクタのエリアをアクリルかったで取り除きます。

これで、準備完了です!

今年の冬休みは、この電源でTDA7293の音がどこまで変化するのかを実験します。
楽しみですね〜。