秋冬のアンプ製作の準備 −その1−

こんばんは、Tomです。今朝もまずまず良い天気の朝でした。しかし、午後から曇り、そして夕方から雨に変わりました。でも今週は意外に安定しているようです。なんていったって、10月10日(昔の体育の日)ですからね。

さて、今日の話題は、今年の秋から冬にかけて製作するパワーアンプの準備の話です。今年の春にトロイダルトランスを用いたTDA7293のパワーアンプを製作しましたが、それがなかなかいい出来でした。そのアンプをシャーシーに組み込まない前に、秋冬のアンプ製作の時期になってしまいました。

1.LME49810というICの記事

TDA7293のアンプを製作している時に、あるサイトで『TDA7293も良いけどLME49810にはかなわなかった。』という記事を見つけました。それが気になって必死でLME49810を探しましたが、すでに製造中止となっており、市場にはほとんど在庫ゼロです。
そしたら、その後継のICとしてLME49811というのがあるのを見つけました。このICは若松通商で1個1100円です。

2.キットを見つけた
このLME49811の記事は非常に少ないのですが、キットを見つけました。これは中国製で、1セット$17.49でした。このキットにはICが含まれませんのでご注意ください。

https://www.thanksbuyer.com/unassembled-lme49811-100w-single-channel-hifi-power-amplifier-board-for-audio-diy-46975

3.電源とシャーシー
これまではジャンクアンプとトロイダルトランスと、電解コンデンサをそれぞれ購入していましたが、もっと効率の良いものを見つけました。
ローランドのSRA-2400というPA用のアンプです。これは、トロイダルトランスを搭載しているので、このアンプのジャンクを購入すれば、トロイダルトランス、電源回路、シャーシー、コネクタ類がすべてそろいます。
9月末にヤフオクでいろいろ探していたら、なんとSRA-2400を4500円でゲットしました。
しかも、ジャンクではなく中古品です。

ちゃんとキャノン入力も付いています。

このアンプと、LME49811×2、キット×2でトータル約1万円で部品がすべて揃いました。

4.アンプの中を見てみる。

それではアンプの中を見てみましょう!

上蓋を開けると、中には大きなトロイダルトランスが・・・・。
結構しっかりと作ってありますね。

パワー段のICは、サンケンのICが4つ入っています。
これからのアンプ製作が楽しみですね。
でも、製作の前にこのSRA-2400の音も聞いてみたいですね。
それでは次回をお楽しみに!