温水ヒーター『ホットマン』の修理

おはようございます、Tomです。今日の外気温は、-3.5℃です。いつもより寒いですね。でも、今週で2月も終わり、3月になります。確実に春が近づいていますね。楽しみです。

さて、この週末の土日に、予定外の出来事がありました。それは、温水ヒーター『富士通ホットマン』の故障です。
このホットマンは、22年前Tomの家を新築する時に、暖房設備として購入したものです。室外機は灯油のボイラーで温水を沸かし、それをパイプで供給して室内機では、ファンでその温水の温水の温度を部屋に供給するという、とてもクリーンな暖房器具です。
とてもしっとりとして、このホットマン一つで約20畳以上あるリビングダイニング、台所、そして風呂の脱衣所まで暖房できます。

ところが、このホットマン、22年間働いたせいで、室内機から異音と異臭が・・・・。
そうです、そろそろシロッコFANのモータの軸受けのベアリングがダメになったようです。

幸い、このホットマンは、和室にも設置してあり、しかもこちらの稼働率はリビングと比較しかなり低いし、『E-23』という通信エラーとなっており、今年はほとんど使用していません。
そこで、この和室の室内機からモーターを取り出し、ビングの室内機を復活したいと思います。

そんな訳で、今回の修理は、ホットマンシロッコFANのモーターの移植です。

1.リアカバーのバラシ
それでは、リビングの室内機をばらしましょう!

Tomはこのホットマンを以前ばらしたことがありますが、もう昔の事なので忘れてしまっています。とにかくばらしてみましょう!

アカバーのフィルター分を開けたら、ビックリ!
ここ2〜3年お掃除をしていなかったので、予想はしていたけれど、とんでもない埃が詰まっていました。

なんだか、ばらし方は本当の手順ではないけど、とにかくばらします。

なんとかリアカバーとセンターカバーをバラスことが出来ました。

2.放熱FINの埃取り
まあ、毎度のことですが、放熱FINにはびっしりと埃が詰まっています。
そこで、その埃りを掃除機と歯ブラシで取り除きます。

なんとか埃は少なくなりました。

3.フロントカバーの取り外し
そして、フロントカバーのバラシです。

これで心臓部だけになりました。

4.メイン基板のバラシ
メイン基板バラします。


 

5.FANモーターのバラシ!でも・・・。
いよいよFANモータにたどり着きました。
ブラケットを外します。

ブラケットを外し、モーターを外そうとしましたが、モーターが外れません。何たることか?

いろいろ格闘しましたが、取れないので諦めることに・・・・。残念です。

6.潤滑油の塗布
仕方ないので、モーターと反対側のベアリングに潤滑油を塗布します。

7.組立て
後は組み立てです。

これで組み立て終了です。

8.動作確認
最後に動作確認をします。

リビングにヒーターを設置し、動作を確認しました。
きちんと動作し、しかも音もしなくなり、臭いもしなくなりました。

和室の室内機も配線を交換した結果、和室も通信エラーがなくなり動作しました。

両方直って良かったです。
このホットマンは、22年使用していますので、もう修理も出来ないし、交換部品もありません。とにかくTomが修理するしかないのですね。
とにかく、室内機に関しては今後もメンテナンスします。