TDA7293デュアルアンプ(依頼品)のサポート −その14ー

こんばんは、Tomです。今日は、曇/雨で割と過ごしやすかったですが、湿度は高かったですね。関東は猛暑を通り過ぎ、酷暑だそうです。実は明日も酷暑だそうですが、Tomは明日東京出張なんですね〜。やだな〜・・・・。

さて、今日は朝から昨日整備した畑の回りの草刈り。そして、午前中はお寺の行事があり、大忙しでした。
午後、一休みしてから、夕方から先日問題を解決したTDAのアンプの仕上げにとりかかりました。
今日はその話です。さてどんな音が出るのでしょうね。楽しみです!

1.組み付け

まずはアンプユニットをシャーシーに組み付けしましょう!組み付けはとても簡単で、アンプユニットのベース板をシャーシーに取り付けるだけでOKです。

ところが、アクシデントが!ゴム足が一個足りません。どこに行ってしまったのか?これはゴム足を補充しなければなりませんね。でも動作には関係ありませんので、続行しましょう!
組み上がりました。

2.ACヒューズ部の配線

シャーシーから切り離した時に切断したのはヒューズ部の配線、トランスの配線、そしてLEDの配線だけなので、配線は簡単です。

まずはヒューズフォルダーの配線を行います。、

スピーカー端子パネルとヒューズパネルをシャーシに取り付けます。

100V系は危険なので、きちんとホットメルトで絶縁処理を行います。

これでヒューズ周りはOKです。

3.アンプ回りの配線の整備

続いてアンプ回りの配線を綺麗にします。エレキ屋はやはり配線の綺麗さが命です!
結束バンドで、配線を束ねてゆきます。

これを行うと、綺麗さだけなく、安定化にもつながります。

これでリアパネル回りを終了です。

4.トランスとLEDの配線

今度はフロント側です。

1)トランスの配線

まずはトランスの配線です。これは簡単で、圧着端子で結線をすればOKです。

100V系は危険ですので、圧着端子にホットメルトを充填して絶縁します。

2)LEDの結線

最後はLEDの配線です。LEDのハーネスをコンデンサ基板の30VとGNDに半田付けし、ホットメルトで固定します。

これで配線はすべて終了です。

最後に電源のショートを確認して終了!

5.動作確認と音出し

いよいよ動作確認です。

1)火入れ
もともと動作しているので問題はありませんが、いつも火入れは緊張します。
スイッチON! LEDが光、煙が出ていませんので問題なさそうです。

2)出力の確認

続いて、最小構成のCDラジカセを接続し、オシロでLRの出力を確認します。
スピーカーを繋いでも問題なさそうです。

3)ジャンクスピーカーで音声の確認

最小構成にジャンクスピーカーを接続して音声を確認します。OKです。

6.本システムに接続する

さあ、いよいよ本システムに接続します。

1)KAIRNに接続

まずはプリアンプであるKAIRNに接続します。

以前のスイッチング電源よりも低音がふくよかな感じです。

2)メインスピーカー側に接続

続いて、スピーカー側にアンプを設置しメインスピーカーであるタンノイ君に接続して音の確認を行います。

現在メインスピーカーのアンプは、Tom自作のアンプ。これがなかなかいい音を醸し出しています。

これを一旦避けて、今回のアンプを設置します。

3)音出し

いきなりタンノイ君に接続して何かトラブルが有ったら大変なので、まずジャンクスピーカーに接続します。

ところが驚いたことに、この10cm2ウェイのジャンクスピーカーもなかなか良い音を出してきます。アンプの電源が変わり、低音が出る様になりましたので、全体的な量感がでて、且つ音もクリアになりました。

いよいよタンノイ君に接続します。

おおー!なかなかいいではないですか〜。
でもちょっと低音が出すぎかな?
このアンプ基板はすべて新品で作り直したので、しばらくエージングして聴いてみますね。
足の購入もあるしね。
もうしばらくお待ちください。
お楽しみに!