こんばんは、Tomです。今日の天気も昨日に引き続き秋晴れの天気でした。これが週末ならいいのにね。週末は大型の台風25号がまた日本列島を横断する模様です。
さて、今日の記事は昨日に引き続きアイコムのIC-7000のメンテナンスの記事です。昨日は、無線機がきちんと動作したという所まででした。今日はその続きです。
1.電源電圧を下げて動作確認する
電源電圧を13.8Vを徐々に下げてゆき、どこまで耐えられるかを確認します。これは車のバッテリーの電圧が低下した場合、何処まで耐えられるかを知る為です。
1)13.8V
まずは正常な13.8Vです。
当たり前ですが、きちんと10W出ています。
2)12.1V
次にいきなり12Vまで下げてみます。
PTTを押下します。
パワーは7.5W位まで落ち込みました。
3)11.5V
さらに0.5V下げてみます。
パワーは6Wまで落ちました。でも、電源が落ちるようなことはありません。
4)11V
更に0.5V落として、約11Vまで落としました。
出力は5Wまで落ちましたが、電源が落ちるような気配はありません。なかなか踏ん張りますね。
5)10.5V
ついに10.5Vまで来ました。さすがにこれは厳しいでしょう!
でも、待機時は電源が落ちるようなことはありません。
しかし、PTTを落ちたとたん、電源は落ちました。
まあ、当たり前か?
6)動作確認
無線機が故障していないかどうか、今一度13.8Vに戻してみます。
やはりきちんと10Wに復活しますね。
2.電源の接触不良を見てみる
次に、電源コネクタの接触不良が無いかどうかを見てみます。
電源コネクタの根本をグラグラと揺らしてみます。
それなりにガタはありますが、出力は全く問題なく10W出続けました。
3.連続出力で問題ないか
最後に、PTTを3分間押しっぱなしにして、出力を出し続けます。
これも全く問題ありません。
という事で、この無線機の回りには大きな問題が無いようです。となると車からの電源ラインしか残っていないようです。それは、Kumaさんに見てもらいましょう!
車には2つの無線機が搭載されていて、バッテリーから太いケーブルを持ってきて、途中で2つに分岐しているそうです。片方の無線機は全く問題ないので、おそらくこの無線機が接続されている部分の接点不良の様な感じがします。あとはKumaさんに確認してもらいましょう。