こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き暖かい日でした。でも、明日の朝は寒波が降りてきて急激に寒くなるそうです。
昨日までの4日間は京都旅行の記事を書かせていただきました。修理やオーディオの記事が好きな読者の皆さんには、大変ご迷惑をおかけいたしました。でも、結婚30周年記念イベントという事で勘弁して下さい。
さて、気を取り直して今日からはまたBEHRINGERのデジタルイコライザDEQ2496の修理&製作記事です。
前回は、クロック基板を製作し、そしてDEQ2496のクロックを外し、外からクロック信号を入れれるようにした所まででした。でも、ケーブルがジャンクのプローブを使用していたので、芯線が髪の毛の様に細かったり、BNCコネクタに抵抗が入っていたりして、適正ではありませんでした。
1.旅行中にBNCコネクタとICを注文
旅行に行く前に秋月にBNCコネクタ(オス)とシュミットトリガICである74HC14を注文していました。京都から帰ると無事コネクタとICが到着していました。
2.ケーブルのバラシ
コネクタとICが到着しましたので、早速DEQ2496側の配線をし直します。まずはプローブのケーブルを取り除きます。
1)基板のバラシ
2)基板側とBNCコネクタのケーブルの取り除き
3.2.5D同軸ケーブルの半田付け
次に、手持ちの2.5Dの同軸ケーブルを使用して配線を行います。心線がこれくらい太いと助かります。以前は髪の毛よりも細かったので心もとなかったです。
まずは基板に半田付け
そしてホットメルトで固定します。
BNCコネクタ側も半田付けして、完成!
これで、DEQ2496側の準備は完了しました。
4.クロック基板の修正
次に、先日製作したクロック基板を修正します。
1)古いケーブルの除去
まずは、基板上のプローブを再利用したケーブルを除去します。
2)クロック基板にICソケットを取り付ける
次にクロック基板に、74HC14というシュミットトリガーインバータICを取り付けるためにICソケットと取り付けます。
配線は、一度クロックから入力され、インバーター出力し、今度はそれを2つのインバータの入力に入れる回線をします。これで、位相の反転を修正し、その後DEQ2496とSRC2496の2つに出力する事が出来る様になります。
テスターで配線と電源とショートを確認します。
配線も電源もOKです。
これで、クロック基板の準備は完了です!
次回はクロックユニットの配線と、BNCケーブルを製作し、実際にDEQ2496に接続してみます。
お楽しみに!