サンプリングレートコンバータ SRC2496の改造−その9−

こんばんは、Tomです。今日は天気は良かったものの、気温は低めでした。特に会社は今日が初出勤でしたので、ビルは冷えていたため、午前中いっぱいは足元が寒かったですね。

さて、今日の記事は、サンプリングレートコンバータの外部クロックの続きです。
前回、24MHzのクロック基板に引き続き、22MHzのクロック基板を製作して増設しました。
結構きれいに取りついたので、なんだか最初に取り付けた24MHzの基板が貧弱に見えたので、今回はその基板と設置を最初からやり直します。

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1.24MHzクロック基板の再生
これが24MHzのクロック基板ですが、これを1から再生します。

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1)部品を取り除く
まずはすべての部品を取り除きます。
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2)再度発信器とロジックICをはんだ付けする
今度はレイアウト180°変えて部品を取り付けます。以前は電源に使用していた部分を同軸の取り付け部にするためです。

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3)配線を行う
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これで基板はほぼ完成です。

2.基板の動作確認
中間ですが、この状態で安定化電源につないで動作を確認します。

1)発信器直後f:id:tomtom1ono:20190104171008j:plain

2)ロジックIC後
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動作確認完了です。

3.基板の設置
次に、基板を別の場所に設置します。

1)穴あけ基板の設置場所は、22MHzと平行にした場所です。

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2)電源の配線
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3)基板の固定f:id:tomtom1ono:20190104173339j:plain

4)同軸ケーブルの固定
同軸ケーブルをホットメルトで固定します。

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5)BNCコネクタにはんだ付け
同軸ケーブルをBNCコネクタにはんだ付けを行います。

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4.動作確認
オシロで波形を確認します。

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まあまあの波形です。

5.音声の確認
出来上がりました。

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最後にシステムに組み込んで音声を確認します。

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今回は、BNCコネクタの在庫がないので、SRC2496側と同軸ケーブルの対応がとれていません。
なので、外部クロックは24MHzのみとなりますが、音は、まあまあの感じですね。
次回は、BNCコネクタが到着しますので、SRC2496側も改造して、音声を確認したいと思います。
お楽しみに!