こんばんは、Tomです。今朝は日本海が荒れたようで、蔵王の麓が時雨れ久しぶりに虹が見えました。今日の夜から6日にかけて天気は荒れそうですね。
さて、Tomは長年オーディオを趣味としていますが、最後はマルチアンプで音を鳴らしたいと、毎年パワーアンプを製作してきました。
先日、お友達のKamaさんがパイオニアのチャンネルデバイダーの中古を修理して、マルチアンプを構築したらすごくよくなったというので、Tomもヤフオクでチャンネルデバイダーをゲットしました。今日はそのチャンネルデバイダーの話です。
1.ヤフオクでゲットしたチャンネルデバイダー
これがヤフオクでゲットした、ジャンクのSONY TA-4300Fというチャンネルデバイダー(以降チャンデバと略す)です。なんとから49年前の1970年製造のものです。
Tomはこれを5250円でゲットしました。
詳しくは、これを見てくださいね。
https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/etc/ta-4300f.html
ジャンクの理由は、Highの音が出ないという事でした。
2.動作確認
早速動作確認を行います。動作確認でいきなりメインシステムに入れてメインシステムを壊してしまっては元も子もありませんので、いつもの様に最小限のシステムで確認します。入力はLINNのKAIRNの出力から入力します。チャンデバの出力はラジカセのLINE入力に接続します。
1)3チャンネルの動作確認
Lo、Mid、Highの出力をラジカセに入れ、音が鳴るかを確認します。
出品者からの内容通り、Highの音が出ませんね。
2)Loブーストの機構を確認
Loブースト性を確認します。
こちらは大丈夫でした。
3.バラシ
それでは、チャンデバをバラしてみます。
なんとメイン基板にいきなりハーネスが半田付けされていますね。さすが1970年製です。
さらにバラします。
メイン基板の部品面もハーネスが直接半田付けされています。
これは要注意です!
4.なんとロータリースイッチを発見!
メイン基板を起こしてみたら、シャーシーの底面にロータリースイッチを発見!
これは何かと思ってシャーシーをひっくり返したら、なんとこれはチャンネルデバイダーのモードを切り替えるスイッチだったんですね。
しかも、2チャンネルに設定されていました。これでは、3チャンネルのHighは出力されるわけないですね。
5.3チャンネルの動作確認
そこでモードを3チャンネルに変更して動作を確認します。
そしたらなんと、きちんとHighの音がでるではありませんか。
やったー!このチャンデバは壊れていなかったんですね。
これで、マルチアンプの素材の1つが整いました。
これから年末にかけてマルチアンプの構築を行います。
お楽しみに~!