こんばんは、Tomです。今日の午前中はも昨日に引き続きすこぶる天気が良く、爽やかでした。でも午後からはまた曇り空に、そして夕方はちょっとした雷雨でした。今日はお釈迦様の誕生日です。この時に降る雨を『甘雨』というそうです。
さて、今日の話題は、先月ヤフオクでゲットした『遊びのチャンデバ(チャンネルデバイダー)』の話です。Tomのメインシステムは、先週完成したので、もうこちらを弄ることは殆どなくなりました。なので、何かいじるものがないとTomは困ってしまいます。そこで、先月ゲットしたまま開封もせずにほったらかしにしていたチャンデバを開けることにしました。
1.チャンデバの紹介
このチャンデバは、KENWOODのKEC-301というカーステレオ用のアナログチャンデバです。ジャンクで3000円でゲットしました。
今更カーステレオをマルチアンプにする根性もありませんので、昨日迄遊んでいてどうしようもないYAMAHAのPA用のスピーカーをマルチアンプにしてみようと思い取り出してきた次第です。
2.洗浄
まず、このチャンデバは長年車の中で暮らしていたのでしょうから、洗浄を行います。
これで、綺麗になりました。入出力端子もピカピカに!
3.チャンデバの機能
このチャンデバは、コンパクトな割に割と高機能です。
3ウェイのチャンデバはリア用、そして2ウェイのチャンデバはフロント用として合計4つのチャンデバを装備しております。
それに加え、SUB Wooferも別途用意されています。
1)リアのLow-Mid部
2)リアのMid-High部
4.早速バラシ
すぐにでもテストして、生死を確認したいのですが、電源コネクタがついていないので、ばらしてリードを出す必要があります。
基板の裏側にアクセス出来るところまでバラしました。中の部品を見ると、ほぼCRのみで、たまにOPアンプがあるくらいです。
5.電源の端子を調べる
さて、基板にアクセスできましたが、コネクタは3Pです。車なので+12VとGNDがあれば事足りるはずですが・・・・・
そこでネットでKEC-310の取説を調べました。海外のサイトに無料のマニュアルを発見!
これを見ると、バッテリーに直付けの+12vと、カーステレオからくるコントロールON信号、そしてGNDの3PINの様です。
6.電源ハーネスと引き出す
テスターでGNDを探します。GNDが分かれば他は12VでOKなはずです。
コントロール信号がHighアクティヴだと思いますが、Lowアクティブかもしれませんので、一応3本のハーネスを半田付けして引き出します。
中の部品を見ると、ほとんどパッシブな部品なので、1Aもあれば十分ですね。なので、余っていた12V1AのACアダプタを使用。
電源を接続して、電圧降下の状況を確認します。結果、電流値は十分です。
7.組付け
後は組付けておしまいです。
完成!
今日の夕食後の1時間の活動はここ迄。
明日は、最小限のシステムにつなぎ、動作の確認を行います。
明日をお楽しみに!