PCをなんちゃってハイレゾ音源にする

こんばんは、Tomです。今朝はとても寒い朝で最低気温はなんと-5.8℃。そしてTomが起きた6時ごろでも外気温はなんと-4.8℃。まさに冬本番ですね~。でも明日は15℃くらいになり暖かくなります。

さて、今日の記事は、昨日同様Tomのオーディオライフの記事です。
昨日は、インターネットラジオのジャズ専門番組であるJazzRadio.comを少しでも良い音で聴くために、なんちゃってハイレゾ環境を構築した話でした。
今回は、PCで構築するなんちゃってハイレゾの話です。

1.TomのPCオーディオの構築
Tomは、この夏ドコモのキャッシュバックポイントを利用して、約3万円のノートPCをようやく手に入れました。Tomの息子のおさがりのNotePCがついに壊れたからです。でも、このNotePCを手に入れた目的はもう一つあります。
それは、手持ちのCDをすべてNotePCに取り込み、それをつかって、Tomのオーディオメインシステムに接続し、『なんちゃってハイレゾ環境』を構築する事でした。本当はMacでやりたかったけどね。

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2.CDのデータ取り込み
手持ちのCDをiTunesを使用して、NotePCに取り込みます。一気にすべてのCDを取り込むのではなく、お気に入りの十数枚のCDを取り込み、テストをしてOKであれば、すべてのCDを取り込みます。取り込む時のデータは、アップルロスレス形式のデータ『ALAC』です。これであれば不可逆圧縮が可能で、音の劣化がありません。

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iTunesを使用するのは、ハンドリングが良いからです。

3.再生は『Foobar2000
さて、再生というかデジタルでNA8005 に出力するソフトは、『Foobar2000』です。
このソフトは、フリーソフトなのですが、とても良く出来ていて拡張性もあります。お友達のOgaさんから教えて頂きました。

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これがFoobar2000の画面です。データはiTunesのファイルの場所を指定します。

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4.データは直接デジタルアウトプット
さて音声データの出力ですが、すべての影響を無くすために、『WASAPI』の設定を行います。そして、ビット数はMAXの32ビットに設定します。

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5.なんちゃってハイレゾで出力
最後は、データをアップサンプリングさせます。
16bit/44.1kHzのデータをアップサンプリングし、32bit/96kHzにします。
Foobar2000では4倍オーバーサンプリングも可能ですが、あまりアップサンプリングするとおとが細くなりますので、これくらいがいいでしょう。

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これをUSB接続でNA8005に接続します。

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6.オーディオラックの再レイアウト
昨日の記事では、今まで使っていなかったNA7005を使用するためにラックの再レイアウトを行いましたが、今度はPCもオーディオとして使用するために真ん中のラックのレイアウトも変更します。

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7.メインシステムで聴く
このなんちゃってハイレゾの音をメインシステムで視聴します。
なかなかいいではありませんか?
これがPCからの音だとは思えません。
当たり前ですが・・・。

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これで、Tomのデジタル構想の入力はほぼ完成しました。
あとは、CDをどんどんPCに取り込むだけです。
これが出来ると、CDをいちいち取り出して聴く必要もないので、とても便利です。
また、CDを傷つける事もありません。
ただ、CDを開いたり、セットしたりすることがないので、ちょっと味気がないかな~。
まるでLPレコードからCDに切り替わった時のような気分ですね。
これから年末にかけて、Tomのオーディオ環境はさらに理想に近づきます。
お楽しみに!