こんばんは、Tomです。今日は朝からずーっと暖かかったですね。おかげさまで朝8時ごろに真っ黒になった車を洗ってサッパリしました。もう、春の気配です。
さて、これまで気になっていたDACがあります。
それは、Chord社のMojoというDACです。Chord社のDACは音が良いということで有名なんですが、とてもじゃないけど高くて手が出ません。その中でMojoは比較的リーズナブルな価格帯で販売されています。
Tomは、先週お友達のOgaさんからMojoをおかりしました。
携帯音楽プレイヤーのDACのコンセプトなので、とても小さいのです。これで、結構音がいいのだそうです。
今回の目的は2つあります。
まず、一つは、MojoとうちのマランツのNA8005との音の比較。もし、Mojoが圧倒的に良かったら、ちょっと考えなければなりません。
そして、もう一つは、先日気になっていた歪みです。SRC-2496のクロックはほぼ完ぺきに近い状態になったのですが、あるソースでは少し歪んでいます。これがSRC-2496で発生しているものなのか、それとも元々のソースの問題なのかを確認する為です。
2.セットアップ
それでは、セットアップします。
1)充電
まずは、充電します。これは携帯性をコンセプトとしているため、使用時はバッテリーです。
2)PCに接続
さあ、充電も完了したのでさっそくノートPCに接続します。
電源を入れると、スイッチのボタンがきれいに光ります。
次に、PCに接続すると、Mojoを認識ました。
3)DACドライバをインストール
次に、Chord社のサイトからDAC接続のドライバーをダウンロードして、インストールします。
そして、Foobar2000からUSBを経由して、ダイレクトにMojoにアップサンプリングデータを転送します。
4)ヘッドフォンで聴いてみる
メインシステムに接続する前に、まずはヘッドフォンでMojoの音を聴いてみます。
ヘッドフォンは、Tomが愛用しているSHUREのヘッドフォンです。
なかなかの音ですね。
3.メインシステムで聴く
さあ、セットアップ完了したので32bit/96KHzにアップサンプリングしてメインシステムで聴いてみます。
KAIRNのAUXに接続しています。
次に、CDのデジタルデータをSRC-2496でアップサンプリングし、その後MARANZのNA8005でDACした音に切り替えます。こちらはKAIRNのCD入力に入れています。
びっくりしました。
音が良いといわれるChordeのMojoとSRC-2496でアップサンプリングしたNA8005の音はほとんど同じでした。
これなら、Mojoを買わなくとも、NA8005で十分であることになります。
4.歪みのソースを聴き比べる
SRC-2496でアップサンプリングし、NA8005でDAコンバートした音の実力は把握できたので、今度は先日歪みで気になっていたソースを、Foobar2000+MojoとSRC-2496+NA8005で聴き比べてみます。
すると、どちらもおなじ歪が観測できました。ということは、音楽ソースがNGということですね。
これで安心しました。
5.Foobar200のアップサンプリングデータをNA8005に入れてみる。
様々な実験をしているうち、Tomは考えました、Foobar2000のアップサンプリングデータを直接USB経由でNA8005に入れれば、Mojoと同じように使用できるんじゃない?
そこで、マランツのHPからDACドライバをダウンロードして、ノートPCにインストールしました。
PCから96KHzのアップサンプリングデータがNA8005に供給されます。
メディアプレイヤーでリッピングしたデータがFoobar2000でアップサンプリングされ、SRC-2496と同等の音でNA8005から出力されますね。
これは今後の環境に使えますね。
6.SRC-2496の仕上げ
歪の原因はSRC-2496ではなかったので、無罪放免です。
最後にきちんと仕上げてシステムに戻します。
これで、Tomのインプット条件はほぼクリアしました。
あとは、プリアンプ以降を詰めて行けば、また理想の音に近づきますね。
楽しみです!
それにしても、お金をかけないハイエンドオーディオの道のりは長いですね。