2インチウッドホーンスピーカーの製作 -その13-

おはようございます、Tomです。今日は朝から曇り空。梅雨が戻ったような感じです。でも週末は晴れたのでとても助かりました。
昨日は父の日で、関東で働いている息子から父の日の贈り物で『ズワイ蟹』が届きました。それをカニしゃぶにしました。久しぶりにシャンパンと日本酒を頂きましたので、昨日のブログアップは断念!大変申し訳ありません。
申し訳ないので、朝早く起きてブログを書きました。
さて、このところ畑仕事と草刈りが多く、スピーカー作りの活動が出来せんでしたが、昨日の午後に何とか時間を作り、スピーカ作りが前に進みましたので、レポートします。
ホーンスピーカーの製作もいよいよ大詰めになり、ドライバーを取り付けるための板の加工に入ります。今回は、ドライバーを仮組して、試聴するところまでをレポートします。

1.ドライバー取り付け板の穴あけ

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1)穴位置決め
まずはドライバーの接続の穴位置を決めます。これはドライバーのガスケットを用いて正確に位置決めしました。

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2)スロート部の穴あけ
次に、肝心のスロート部の穴あけを行います。

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3)ドライバー取付穴の穴あけ
ドライバーの取り付け穴を開けます。

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穴あけは、ほぼぴったりですね。

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4)落とし込み加工
ビスの頭の面は内側になるのでビスの頭が取り付け面に邪魔にならないように、落とし込み加工を行います。

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18mmの木工ドリルの刃は、エッジが最初に1mmほど深くなりますし、切り込んだ面は凸凹なので、途中からトリマーを用い、高さと面の平滑を補正します。

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結構綺麗に出来ました、

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そしてスロート部のI/Fは四角なので、その部分はトリマーで加工します。

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2.ドライバー取付板の仮組
ドライバー取付板を仮組します。
本来の固定は、鬼目ナットと六角ビスで行いますが、それは本組をしてからです。

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仮組が完了しました。

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これを部屋に持ち込むので、木の粉をエアーで吹き飛ばします。

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4.ドライバーのバラシ
現在使用しているCDホーンからドライバーを取り外します。このねじはなんとインチねじでした。ラチェットレンチには、インチのヘッドがありましたが、ホーンとぶつかって回せないので、仕方なくフリーレンチで外すことに。

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5.ドライバーの取り付け
さあ、いよいよ仮組したドライバー取付板にドライバーを取り付けます。

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仮組完了!

6.セッティングと試聴
タンノイ君の上にセッティングを行います。
ツイーターはホーンの真上にセットです。

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仮にお化粧したオイルステインの色は、タンノイ君にマッチしていて、なかなかカッコイイ!
これで、きちんと仕上げれば、ベストマッチになりそうです。

さて、音ですが、CDホーンの時に持ち上げた中域は下げて、フラットでもOKになりました。まだ位相補正や位置調整はしていませんが、なかなかです。

やっと形になりました。
これまでの苦労が吹き飛びました。
まずはFINなしで音を聴き込み、来週は、FINを仮組して、FIN付きで視聴します。それで、どちらにするかを決定します。