こんばんは、Tomです。今日は仙台より北では雪が降り大変だったそうですが、Tomが住む町は県南なので、殆ど雪が降らず、そこそこの天気でした。今晩の未明は雪が降るそうです。明日はちょっと大変ですね。
さて、今日の話題も、昨日に引き続き三連休に実施した『昭和17年製の茶箪笥を再生』の記事で、今回はその5です。
昨日の内容は、茶箪笥の引き出し塗装を行いました。今日の内容は引き出しの金具の塗装と、その合間に実施した引き出しの中の仕上げの話です。
1.引き出しの取っ手の金具
これが、引き出しから取り出した取っ手です。この取っ手は一般的に『カン』と呼ばれている様です。
2.さび落としの研磨
塗装を行う前に、サンドペーパーで錆を落とします。
ハンマーで平に整形します。
今度は取っ手の部分です。
割ピンを外して、サンドペーパーで研磨します。
割ピンもサンドペーパーで研磨します。
4.塗装
取っ手の部品は、黒に塗装しますが、塗料は手持ちで余っていた、シャーシーブラックを使用します。
これで、取っ手の塗装は完了です。
5.引き出しの内側の状態
次は前回塗装した引き出しの内側の仕上げを行います。
引き出しの前面はとても綺麗になりましたが、肝心の内側は、さすがに年月を感じます。
6.引き出しの内側を仕上げる
それでは、引き出しの内側を仕上げます。
材料はサブロク板でなんと198円という、ダンプラ。安い!
1)引き出しの奥行きでカットする
2)『コ』の字に加工
次に引き出しの深さと幅を測定し、『コ』の字に加工します。
3)一番小さい引き出し
4)二番目に小さい引き出し
5)三番目の引き出し
6)一番大きな引き出し
7)エンドプレートの設置
今度は、大きな引き出しから全ての引き出しにエンドプレートを取り付けます。
これで、引き出しの内側が綺麗になりました。
次回は、塗装した取っ手の取り付けと、内側のプレートの接着を行います。
なんだか段々出来上がってきて嬉しいですね。
次回をお楽しみに!