KENWOOD 2mオールモード機 TM-255の修理 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は、午前中の10時頃までは曇り空、その後は晴れ上がり、最高気温は29レベルでしたが、湿度が高かったので、とても蒸し暑かったです。関東は雨が凄かったそうです。お見舞い申し上げます。
さて、昨日は久しぶりに無線機の修理でTS-680の修理を行いました。そこで、調子に乗って今度は、自分の無線機であるKENWOODの2mオールモード機TM-255の修理を行いました。この無線機は壊れていたのでずーっと保管してありました。でも、最近VEZELに搭載しているTM-255の調子が悪いので、この無線機を復活させたいと思います。

1.故障していたので、使用していなかったTM-255
これが、故障していたのでずーっと使用していなかったTM-255です。

この無線機の弱点は、本体とコントロールパネルを接続するケーブルのコネクタがすぐに壊れる事です。

2.交換するためのUSBケーブル
そこで、本体とコントロールパネルを接続するケーブルをUSBの延長ケーブルを使用し、本体とコントロールパネルの基板にはハーネスを直付けし、USBコネクタで中継ケーブルに変更します。

1)変更するケーブル・・・・でも
これが今回使用しようと思い、100均で購入してきたUSB延長ケーブルです。

しかしこのケーブルのハーネスを解体してみるとなんと、2本しかハーネスがありませんでした。これは充電用のUSB延長ケーブルですね。使用できません。

USB延長ケーブルと書いてあるのに・・・・・やっぱり100円です。

2)手持ちのUSB延長ケーブル
仕方ないので、自分の手持ちのUSB延長ケーブルを使用します。

こちらは、きちんと4本のハーネスがありますね。当たり前ですが・・・・・。

3.コントロールパネルのケーブル設置
それでは、ケーブルを交換します。

1)コントロールパネルのバラシ

2)コネクタの取り出し
次にコネクタを取り出しますが、半田面が液晶パネルの下にあるので、液晶パネルを取り出します。

コネクタの半田を吸い取りコネクタを取り出す。

3)ハーネスを半田付けする

熱収縮チューブを装着

4.本体側にハーネスを設置
今度は本体にケーブルを設置します。

1)本体のバラシ

2)コントロール基板のバラシ

3)コネクターの取り出し

4)ハーネスの半田付け

ハーネスをホットメルトで固定します。

5)ケーブルの導通確認
コントロールパネルと本体のコントローラのUSBケーブルを接続し、導通とショートを確認します。

5.バックアップ電池の交換
折角ですので、バックアップ電池を交換します。

6.組付け
それでは組付けます。

1)本体組付け

2)コントロールパネル組付け

7.動作確認
さあ、いよいよ動作を確認します。

スイッチON!

あれ?電源が入りません。

このTM255の故障の原因は、ハーネスの断線だけではない様です。
次回は本格的に修理を行います。
お楽しみに!