今日は東日本大震災から12年。スピーカーの耐震対策を実施!

こんばんは、Tomです。今日もほぼ一日中晴れで、最高位気温は16℃と4月並みの気温でした。桜の開花がますます早まりそうですね。宮城県の開花予報は3月25日ですが我が家の枝垂れ桜は、その前の様な感じがします。
さて、今日は3月11日。そう東日本大震災日です。あれから12年が過ぎました。しかし、昨年、一昨年とこの時期に震度6弱の大きな地震に見舞われていますので、今後の大地震に備え、スピーカーの耐震対策を行いました。

1.現在の5ウェイマルチアンプシステム
これが、Tomの5ウェイマルチアンプシステムです。これまで、東日本大震災を含め、大きな地震を3回経験しておりますが、メインのタンノイのスピーカーが倒れて壊れるという事はありませんでした。

2.現在の耐震対策状況
それでは、このシステムの現在の耐震対策状況をご紹介します。

1)タンノイの耐震対策1
メインスピーカーであるタンノイの耐震対策です。足元にタンスのくさびを入れています。これにより、前に倒れる比率がかなり少なくなっています。

2)タンノイの耐震対策2
そして、対策のその2は、今年製作したTADのスーパーウーファーです。この高さは、タンノイの1/3くらいの高さ迄あるので、前に倒れ、コーン紙を傷めるという危険性は少ないです。

3)ウッドホーンとツイーター(2402)の耐震対策
ウッドホーンの耐震対策ですが。このウッドホーンの重量は、ドライバーも含めると約30kgありますし、総重量の半分近くの重量のドライバーが一番後ろになるので、まず前に倒れる心配はありません。加えて、タンノイとウッドホーンは耐震ジェルで固めてあるので、全くズレません。(写真が無くてごめんなさい。)

そして、ツイータの2402ですが、これは仰角を付けるためのプレートがウッドホーンにタッピングビス止めしてありますので、全くズレません。

4)スーパーツイータ(2405)の耐震対策
スーパーツイータの2405も2402同様仰角を付けるプレートを設置してあり、そのプレートはツイータの箱にねじ止めしてあります。従って、耐震対策のみならず、位置ずれも殆どありません。

全体的に一応耐震対策がされていますが、TADのエンクロジャーは台車の上に乗っているので、大きな地震でTADのエンクロジャーが前に移動した時に、タンノイの大きなエンクロジャーがタンスのくさびの限界を超えた時前に倒れる危険性はまだ残っており、ちょっと不安が残ります。

3.タンノイのダメ押しの耐震対策の考え方
そこで、東日本大震災だった今日は、タンノイの耐震対策のダメ押しを行います。

1)対策部品
これが対策部品です。これは取り付け金具です。4個で1000円位かな?

そして、それを結ぶビニールハウスのテンションバンドです。これは中に繊維が入っていて、伸びませんしとても耐久力があります。

2)対策の仕組み
対策のコンセプトは、TADのエンクロジャーが前にズレても絶対にタンノイが前に倒れない!という事です。
Tomが考案したのは下記の図のような仕組みです。大きな地震でTADが前にズレると、タンノイの上部が後ろ方向に引っ張られる為、絶対に前に倒れない仕組みです。そして後ろに倒れても、壁にもたれかかるだけなので問題ありません。

4.耐震対策実施
それでは耐震対策を実施します。

1)タンノイの背面上部に金具固定
まず、タンノイのエンクロジャーの背面の上面に、金具をタッピングビスで固定します。

2)バンドを固定
その金具にハウスのバンドを固定します。

3)バンドを背面から下部の手前に引き出す
バンドは背面を通り、その後ブロックの間から手前に引き出します。

4)TADの台車にバンドを通す
次にTADを載せている台車の穴にバンドを通し一回絡めます。

5)TADに金具を固定する。
TADにも金具を固定します。

6)金具にバンドを通す
そして、金具にバンドを通し、一回絡めます。

7)最後にフックで固定する
最後に3回ほど引き出したバンドに絡めて、バンドにフックを取り付け、フックをTADの金具に固定します。

8)完成!

タンノイが絶対前に倒れない仕組みが完成しました。
これで、これから毎日安心して音楽が聴けますね。
もう東日本大震災以上の地震が来ても安心です。
まあ、そんな地震は来てほしくはないですが。
備えあれば憂いなしですね。