JBL フルレンジスピーカー『LE-8T』のリコーン ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日は、朝からお天気でとても暑い日で、最高気温は35℃でした。例年はお盆になると涼しくなるのですが、今年は全然衰えませんね。しかし、この暑さは何時まで続くのでしょうね。Tomもヘトヘトです。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『JBL フルレンジスピーカー『LE-8T』のリコーン』で今回がその4となります。
前回迄で、ほぼフレームの研磨が終わりましたので、今回は塗装を行います。本来塗装までは考えておりませんでしたが、ここ迄綺麗にすると、塗装もして新品同様迄復活させたくなり、急遽塗装まで行う事になりました。さて、どこまできれいになるのか?楽しみですね。

1.塗装の前にターミナルのバラシ
塗装を行う前に、やることが2つあります。1つは不要な部品のバラシ。そしてもう一つはマスキングです。
まずは塗装に不要な部品のバラシから始めます。今回の不要な部品は、スピーカーターミナルです。

2.マスキング
続いてマスキングです。今回は、フレームを黒艶消しに塗装しますので、黒以外の部分は全てマスキングします。

1)定格銘板
まずは、LE-8Tの定格銘板です。これをマスキングします。

2)マグネットを固定しているアルミベース
続いてマグネットとフレームを繋いでいる、アルミベースです。

3)ガスケット
そして、スピーカーの穴とスピーカーの間を密閉する、ガスケットです。

これで裏側のマスキングは終了です。

4)フロントマスク
続いてフレームのフロント部のマスキングを行います。

5) ボイスコイルの入り口付近
最後にボイスコイルの入り口や、スパイダーの貼り付ける場所もマスキングします。

これで、塗装の前準備は終了です。

4.第1回目の塗装
それではいよいよ塗装を行います。

ペイントは黒艶消しを使用します。

第1回目の塗装終了!

5.ターミナルのメンテナンス
1回目の塗装が完了し、乾燥させている間に取り出したターミナルのメンテナンスを行います。

接点を復活させるために、ルーターのワイヤーブラシを使用します。

6.2回目の塗装
ターミナルのメンテナンスを行っている間、1回目の塗装の乾燥が終了しました。
続いて第二回目の塗装を行います。

2回目の塗装が乾くまで、また端子のメンテナンスです。今度は錆びているビスの研磨です。

7.3回目の塗装完了、マスキング剥がし
3回目の塗装が完了しました。

乾燥後、マスキングテープを除去します。

8.完了!
これで、塗装は完了です。
結構綺麗に仕上がりました。

裏側が綺麗になると、フロント部もさらに綺麗に見えますね。

裏側はいくら塗装しても、エンクロジャーの中に入ってしますので、あまり意味はないのですが、Tomのこだわりですね。
結構満足です。
次回は、いよいよリコーンの作業を行います。
お楽しみに!