こんばんは、Tomです。今日は朝から一日中ピーカンでとてもいい天気でした。最高気温も33℃ととても暑い日となりました。この暑さは当分続きそうですね。
さて、今日の記事も『JBL フルレンジスピーカー『LE-8T』のリコーン』で、今回はいよいよFINALとなります。これまででLE-8Tのフレームの仕上げを行いました。今回はいよいよリコーンを行います。うまくリコーン出来、LE-8Tが復活すると良いですね。
1.リコーンキット
前回まででフレームがとても綺麗になりました。
そこでいよいよリコーを行います。これがLE-8Tのリコーンキットです。発売元は、Noth West トレーディングです。
1)コーン紙
2)スパイダー
3)ボイスコイル
2.スピーカー端子の取り付け
リコーンの前に、スピーカー端子を取り付けます。
3.ボイスコイルの隙間の掃除
念のため、ボイスコイルの隙間を清掃します。
さすが、純正品ですので、ボイスコイルの隙間にはゴミはありませんでした。
4.仮設置
リコーンの作業をする前に、それぞれのパーツを仮設置してみます。
イイ感じです。
5.ボイスコイルにリード線を半田付け
ボイスコイルにリード線を半田付けします。
1)リード線を4等分にする
2)ボイスコイルにリード線を垂直半田付け
6.ボイスコイルにパイダーを接着
まずは、ボイスコイルにスパイダーを接着します。
1)位置出し
まずはスパイダーの位置をケガキます。
2)接着剤
接着剤は、リコーン専用として、North Westトレーディングでて購入しました。
まずは、この瞬間接着剤とアクセラレータです。
3)ボイスコイルにスパイダーを接着
それではいよいよボイスコイルにスパイダーを接着します。
瞬間接着剤は、かなり浸透性があるとマニュアルには書いてありましたが、実際は、ちょっとゼリー状になっていて、少し盛り上がりました。
10秒以内にアクセラレータを吹きかけます。
するとすぐに固まります。
7.スパイダーを接着する
次にスパイダーを接着します。
1)ボイスコイルとマグネットの間にSIMを挿入する
2)スパイダーをフレームに接着する
いよいよスパイダーをフレームに接着します。
アクセラレータで完全に固定します。
これで、スパイダーの接着が完了しました。
8.ボイスコイルにコーン紙を接着
続いてボイスコイルにコーン紙を接着します。
瞬間接着剤は、スパイダーを接着した接着剤ですが、すこし固いので盛り上がってしまいます。ちょっと心配です。
同じようにアクセラレータで固定します。
9.エッジの接着
エッジを接着します。
10.リード線の引き回し
リード線を引き回します。
ボイスコイルの配線を行う目に、コーン紙に穴を開けます。
その後、リード線をコーン紙の裏側に通して、完了です。
11.センターキャップの設置
いよいよセンターキャップを接着します。
1)センターキャップを仮設置
センターキャップをセットしてみたら、ボイスコイルの筒に入りません。おそらく瞬間接着剤が盛り上がっていてそれが邪魔して、センターキャップが入らないのだと思います。
2)センターキャップを加工
致し方ないので、センターキャップをラジオペンチで広げます。
3)センターキャップを仮接着
センターキャップをポイント接着します。接着剤はこれです。
4)センターキャップを本接着
センターキャップのポイント接着した間を本接着します。
本接着では、下地の接着剤の粘土が高く、凸凹していた為、本接着の仕上がりも凸凹していますので、ちょっと残念です。
12.リード線を端子に半田付け
13.ガスケットの接着
最後にガスケットの接着を行います。
接着剤は、ゴム系の黒色の接着剤を使用します。
14.完成!
これで、LE-8Tのリコーンが完了しました。
センターキャップの接着剤があまり綺麗ではありませんが、音が良ければ問題なしですので、まあ良いでしょう!
これは接着剤の粘土の問題ですので、まあ致し方ないです。
はやく音が聴きたいですね。
楽しみです!