リコーンしたLE-8Tのエンクロジャーの製作 ーその3ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は曇り時々雨の天気で、最高気温はなんと18℃迄しか上がりませんでした。もうすっかり秋の気温ですね。そろそろ芋煮会の季節ですね。
さて、今日の話は『リコーンしたLE-8Tのエンクロジャーの製作』の話に戻ります。先週末の日曜日に時間を見つけて、先日イメージしたイメージの場所にLE-8Tのスピーカーの穴を開け、塗装を行いました。今日はその話です。

1.先日イメージしたスピーカーの位置をけがく
先日LE-8Tを原寸大でコピーし、軽く塗装したバッフルに貼りつけて、スピーカーの位置をイメージしました。
そのスピーカーの中心位置を割り出します。

1)中心位置の寸法を測る

2)バッフルにスピーカーの中心位置をけがく

中心位置は5mmほど下げました。

2.円切り出し治具のメンテナンス
スピーカーの中心位置が決まりましたので、円形の切り出しを行いますが、その前に数年前にTomが自作した円切り出し治具のメンテナンスを行います。

1)治具の不具合
円切り出し治具の不具合は、スケールが剥がれてしまったことです。円切り出し治具のスケールは正確な円を切り出すためには、必要不可欠のパーツです。

2)新しいスケールを設置する
以前治具を製作した時の余りがありますので、それを使用して、新しくスケールを貼り込みます。

スケールには両面テープが付いているので、簡単に貼りこめます。

きちんと0ポジションに貼り付けます。

3.切り出しのシミュレーション
治具のメンテナンスが終了しました。いよいよ切り出しになるのですが、いきなり本番ではなく、まずは段ボールでシミュレーションします。

1)切り出し穴のセット
LE-8Tの穴の直径は約180mmですので、治具を90mmにセットします。

2)段ボールで切り出し
段ボールで円を切り出します。

3)確認
実際にLE-8Tを穴に挿入して穴の大きさを確認します。

4.本番の切り出し
さあ、いよいよ本番です。

1)中心の位置の穴を開ける

2)バッフルを固定する
円を切り出した時に、中心がずれない様、両面テープを貼り板を固定します。

3)切り出し
トリマー+治具で切り出します。

2枚とも綺麗に切り出しました。

5.穴位置の確認と仕上げ
1)穴位置の確認
エンクロジャーに装着し、穴位置を確認します。
穴位置は、オリジナルのウーファーギリギリのところにしっかりと開いています。

2)仕上げ
サンドペーパーで穴を仕上げます。

3)穴あけ完了

4)バスレフポートの確認
バスレフポートの直径は100mmです。
先日100mmの塩ビパイプを購入してきました。
これをオリジナルのバッフルのスコーカーに蔵入してみます。

これもオリジナルの穴の再利用としては、バッチリですね。
但し、ちょっとこの位置はLE8Tに近いので、今後検討して行きます。

6.塗装
最後に塗装します。

この後、2回ほど重ね塗りを行いました。

これで、バッフルの準備は完了しました。
次回は、週末にLE-8Tを取り付け5ウェイで視聴してみます。
楽しみですね。