LINN CDレシーバー CLASSIK MUSIC の修理 シーズン2ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は曇りのち晴れで、最高気温は23℃。だいぶ涼しくなりというより肌寒くなり、秋らしい天気になってきました。
さて、今日の記事は先日ブログの読者からLINNの『CLASSIK MUSIC』というCDレシーバーの修理の依頼がありました。症状はOPパネに『Lo-P(Low Power)』という表示が出て全く動かなくなるといものです。Tomは以前FBのお友達のLINN CLASSIKを修理した事がありましたので、修理をお受けしました。故障の症状は、前回とほぼ一緒ですが、なかなか一筋縄では行かない故障の様です。

1.修理依頼品のLINN CLASSIK
先日、修理依頼品のLINN CLASIKが届きました。

2.動作確認
まずは動作確認を行います。

OPパネの表示には、『Lo-P(Low Power)』という表示になり、全く動作しません。

この修理は、以前実施したことがありますが、以前もかなり大変でした。
以前の記事のリンクを下記に貼り込みますね。

tomtom1ono.hatenablog.com

3.バラシ
早速ばらします。

1)カバーをばらす

2)コネクターを外す

3)チューナーを外す

4)フロントパネルをばらす

5)メイン基板をばらす

4.腐食部品している部分の部品を取り外す

5.半田を除去し、プリントパターンを研磨する
1)半田を吸い取る

2)パターンを研磨する
パターンを耐水ペーパーで研磨まします。

6.パターンの腐食をマイクロスコープで確認する



プリントパターンは、かなり腐食しているようですね。
次回は、パターンの腐食をしながらチップ部品を半田付けして行きます。
お楽しみに!