こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き寒い日でした。最低気温はなんと2℃、最高気温は晴れていても11℃という冬の様な気温でした。今年の冬は早いのでしょうか??
さて、今日の話は、久しぶりに『LINN CDレシーバー CLASSIK MUSIC の修理』の話です。前回10月中頃に中国に部品を発注し、2週間くらいで部品が到着するのかと思いきや、なんと3週間ちょっとやっと部品が届きました。
そこで、先週末の金曜日の夜に修理を実施しました。さて、LINN CLASSIK MUSICは復活するのでしょうか?
1.やっと届いた部品
先週末の金曜日の夕方、やっと部品が届きました。要した時間は3週間強です。ちょっと遅くて忘れかけてしまいますね。
2.IC交換
その日の夜、夕食後に早速部品の交換の修理を開始しました。
1)ウォッチドックタイマーIC
これが今回交換するウォッチドックタイマーICです。
2)ICの取り外し
まず、ICを取り外します。今回は少しピッチが広いのでニッパーで何とかICの片側の足を切りました。
片側の足を切ってしまえばこっちの物。後はもう片方にICの足に半田を盛り、ICを取り除きます。
3)半田の除去
ICを取り出した場所のパターンは、少しハンダが残っております。
そこで、半田吸引機で、余分な半田を除去します。
パターンが綺麗になりました。
4)新しいICの取り付け
次に、新しいICを取り付けます。半田付けはチップ専用の半田ごてを使用します。
これでICが取り付きました。
3.組付け動作確認
それでは早速組付けて動作確認を行います。
1)組付け
2)動作確認
いよいよ動作確認を行います。
スイッチON!
ダメですね~。
3)クロックの動作確認
クロックが発振しているかどうかを確認します。
確認結果、やはりクロックが発振していませんね。
4.周波数振動子を元に戻す
周波数振動子を、オリジナルに戻してみます。
1)周波数振動子を取り除く
2)オリジナルの周波数振動子を取り付ける
前回は周波数振動子を交換実験したのですが、NGで、今回はクロックICを交換しましたがやはりクロックが発振しません。
そこで、もしICの問題だとすると、周波数振動子を元に戻すと発振する可能性もあります。
3)動作確認
動作確認を行います。
スイッチON!
やっぱり駄目ですね。
次回は、コントロール基板の再ハンダなどを行い、ウォッチドックタイマーのクロックの発振を促します。
楽しみです!