KENWOOD ディップメーター DM-81の修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今朝はとても良い天気でした。でも、出勤時は時雨れてきたせいか、虹も見ることが出来ました。もう、虹の季節なんですね。これから約1か月は朝に虹が楽しめます。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『KENWOOD ディップメーター DM-81の修理』 ーその3ーです。昨日の記事では、1KHzの発振が確認できたので、今回はそれを組付け動作を確認します。

1.ハーネスをホットメルトで固定
これから組付けますが。まずはハーネスをホットメルトで固定します。理由は配線のハーネスは単線なのでいじっているとハーネスが折れてしまう可能性があるからです。

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2.バリコンに発振基板を半田付け
まずは、バリコンに発振基板を半田付けします。これが結構大変なんです。

1)バリコンを固定する為に基板にリード線を半田付けする
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2)バリコンに基板を半田付けする
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3)バリコンと基板を本体に取り付ける
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4)本体のコネクタの配線を基板半田付けする
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3.組付け
1)ファンクションスイッチの取り付け
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2)ボリュームのツマミ取り付け
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3)トップパネルの取り付け
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4)バリコンのダイヤルの取り付け
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4.動作確認
さあ、いよいよ動作を確認します。

1)AMラジオ帯のコイルを装着
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2)ファンクションをMODにセット
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3)無線機で同調周波数のトーン確認
無線機で同調周波数で1KHzのトーンの発振があるかを確認します。

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きちんと1400KHzの周波数でトーンが確認出来ました。

5.組付け
動作が確認できたので、最後に組付けます。

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これでディップメーターの修理は完了しました。
無事直って良かったです。