CROWN パワーアンプ PSA-2の修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。昨日と一昨日は、ほぼ一日中雨が降っていましたが、本日はほぼ一日中晴れていて、最低気温が5℃、最高気温が8℃と余り気温の変化はありませんでしたが、家の中にいれば日差しが暖かい日でした。明日から寒くなるそうです。
さて、ここの所、PSA-2の修理の記事ですが、本日もPSA-2の修理の記事です。大変申し訳ありません。
今回はその4となり、電源基板の電解コンデンサの交換と、再ハンダ作業です。

1.電源基板

これがPSA-2の電源基板です。

2.電解コンデンサの容量確認と交換
再ハンダを行う前に、まずは電解コンデンサの容量を確認し、新しい電解コンデンサに交換します。

1)手持ちの電解コンデンサ

2)220μF
220μFの電解コンデンサを取り出し、容量を測定します。

容量は問題なしですが、今後10年使う為に新しい電解コンデンサに交換します。

3)100μF
続いて100μFの電解コンデンサです。

これも問題はありませんが、今後の為に交換します。

4)4.7μF 2個
それから4.7μFの電解コンデンサ2個です。

これも問題なしですが、交換します。

5)1000μF50V
最後は、オレンジ色の1000μF50Vです。
結束バンドを取り除き、片側のリードを基板から外して、容量を測定します。

容量は2個とも問題ありません。
丁度1000μF50Vの電解コンデンサは切らしていたし、ここには33000μFを投入しても良いのですが、大きな電解コンデンサ簡単には容量が落ちませんので、このまま使用することにしました。

3.半導体の生死の確認
次に半導体の生死の確認を行います。

半導体は問題なさそうです。

4.電源基板の再ハンダ
いよいよ今回の目的である、電源基板の再ハンダを行います。

1)半田吸い取り

2)リード磨き

3)新しい半田の注入

延々この作業の繰り返しで小一時間作業を行いました。非常に根気がいる作業ですね。

4)洗浄
最後にパーツクリーナーと歯ブラシでフラックスや半田カスを洗浄します。

5.完了!
これで、電源基板の電解コンデンサの交換と再ハンダ作業が終了しました。



綺麗になりましたね。
次回はいよいよメイン基板の再ハンダ作業です。
お楽しみに!