CROWN パワーアンプ PS-200の修理 ーその7ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は一日中晴れで、最低気温は1℃、最高気温が6℃とまずまずの天気でした。明日は晴れのち曇りの天気で、ほぼ今日と同じくらいの暖かさの予報です。
さて、今日の話題は、修理の話に戻り『CROWN パワーアンプ PS-200の修理』の話です。注文していたOPアンプが納入されたので、動作確認を行いましたが、残念ながら不具合は解消されませんでした。そこで、OPアンプの周辺の回路を探ります。

1.納入されたOPアンプ
これが納入されたOPアンプです。

早速装着します。

2.OPアンプの動作確認
それでは、OPアンプの動作を確認します。

余り期待はしておりませんでしたが、やはりOPアンプを交換しても発振は止まりませんでした。OPアンプが原因ではありませんね。

3.解析が出来る様にばらす
それでは、本格的にメインボードの故障の解析を行いますが、その為にアクセスしやすいようにばらします。

今回のPS-200はやはりメンテ性が悪いですね。

4. 各部の確認
それではOPアンプの周辺の部品の確認を行います。

1)OUTPUTオフセットの閣に
が、まずはOUTPUTの

オフセットのボリュームの確認を行います。

この半固定抵抗は100kΩです。

まず、この半固定抵抗を確認します。

両端の抵抗値は、90Ωなので10%の誤差の範囲としてはギリギリセーフです。
要は分圧がきちんとされていれば良いわけで、それぞれの抵抗を測ります。

ほぼ問題なしです。

2)FB抵抗を確認する
次にFB抵抗の確認を行います。

3)INPUTオフセットボリュームの確認
次は、INPUTオフセット ボリュームの確認を行います。

この半固定抵抗も大丈夫です。

4)INPUTオフセット後の抵抗

これも問題なしですね。

今回はここ迄です。
今のところ発振の不具合となる箇所はまだ見つけらていません。
次回をお楽しみに!