クリスキットの基板を使ったパワーアンプの製作 ―その9―

おはようございます、Tomです。週末は、あまり大きなイベントが無かったこともあり、アンプの製作は結構進みました。一番の鬼門であったアイドル電流の調整とオフセット電圧の調整も無事終了し、ファイナルを飛ばすこともなく、順調に進捗が出来ています。後は、基板の出力をケースのスピーカー出力端子に接続し、全体を整えればアンプはほぼ完成です。

今月は、アンプの製作で、結構写真をアップしましたので、写真アップロードが30MB/月に対し、もうすでに29MBまで来ており、残り700KBという状況ですので今月の写真は、今日が最後となると思います。それでは、仕上げをご覧ください。

1.スピーカー端子への接続
 この作業はどうってことない事なのですが、意外に手間はかかります。
 1)電源トランスや整流回路基板の取り外し
  スピーカーの端子は、電源トランスのすぐ裏側にありますので、トランスや電源回路が邪魔になり作業が出来ません。そこで、電源トランスを取り外し、それと共に電源基板の取り外し、それらを奥にやろうとすると、今度はドライブ基板を取り外さなければなりません。結局、殆どのユニットを移動させないといけないのです。

 

 2)スピーカーターミナルの旧ハーネスの取り外し
  電源部を移動することで、やっとスピーカーターミナルへのアクセスが可能となりました。まずは、スピーカーターミナルから、SONYのアンプの旧ハーネスを取り外します。
 だいぶスッキリしましたね。

 3)ハーネスの末端処理
 スピーカーハーネスは結構太いので、ハーネスの末端処理は、キチンと圧着端子で処理します。

 4)スピーカーハーネスの配線完了
 途中、マイナス側は、スピーカー用フューズBOXへ配線し、その後スピーカーターミナルに接続します。これでスピーカーターミナルへの配線は、すべて完了しました。

2.パワーLEDの設置
 パワーLEDは、仮で取り付けておりましたが、最後は、ケースのパイロットランプの場所に設置します。このアンプは、パイロットランプ設置用のブラケットが付いていますので、そのブラケットにウレタンクッション材を貼り、それにLEDハーネスを結束バンドで固定します。写真は少し見づらいですが、結構スマートに取り付きました。


3.ファイナルへのハーネスの整理
 ファイナルユニットへのハーネスは、結構本数もあり、太くて目立つので、結束バンドできちんと整理します。温度補償ダイオードへのハーネスも、基板側で長さを揃えます。
この様に、ハーネスをきちんと整理するとカッコ良く見えます。

4.全体のハーネスを整理して完了
 最後に追加したスピーカーハーネスの整理等も実施し、全体を整えれば完了です。
これで、回路の動作確認、調整、すべての配線が完了しましたので、一応完成となります。後は、楽しみの音出しですが、果たしてどうなるのか・・・・・。