タンノイにスーパーツイーターを増設!

おはようございます、Tomです。お彼岸の中日も過ぎ、今朝の日差しは本当に春めいています。暑さ寒さも彼岸まで・・・・昔の人はすごいですね。

さて、今日の記事は、タンノイ君(スーパーレッドモニタの箱+HPD385:もう名称が付けられない状態)にかねてから検討していた、スーパーツイータを増設した話をご紹介します。

1.HPD-385

 HPD-385は、38cm同軸2ウェイのユニットで、一箇所から音が放出されるため、音場が非常に安定していますが、ちょっと高域が物足りないのです。そこで、以前からリボンツイータの検討をしていました。

http://audio-heritage.jp/TANNOY/unit/hpd385.html


2.無料のツイータ
 しかし、リボンツイーターは、結構高価なものです。そこで、Tomは以前お友達に頂いたビクターのZero-50Fineというスピーカーを思い出しました。確かこれにリボンツイータが付いていたはず。

http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/zero-50fine.html

この仕様を見る限りでは、リボンツイーターは、80KHzまで伸びていますので十分使用可能です。

 そこで、昨年、眠っていたスピーカーのリボンツイーターそれだけを取り除きました。
そして、その他の本体は、先日無料回収所に捨てて来たという次第です。

3.コンデンサを付けてみる
 そんな訳で、昨年来タンノイ君の上には、リボンツイータが乗っかっておりました。しかし、Tomはそれをずーっと使用していなかったのです。
 実は、昨年、このツイータを使ってみようと試しにコンデンサ一本の6db/octフィルタリングで試してみました。ところが、6db/octカットでは、ローカット周波数からダラダラと落ちる為、可聴帯域に入り込みせっかくの同軸2ウェイの邪魔をしてしまいますし、うるさいので結局使用するのをやめてしまったのです。

4.頂いたネットワーク基板
 先日、お友達から、18db/octの手作り基板を頂きました。そこで、先週の週末、これを利用して18db/octのネットワークを作りました。
 カットオフ周波数は、20kHZです。コンデンサ2個、コイル1個の2セット(全部で1500円位かな?)をヤフオクで注文しておきました。

 これで組んだのが下記のネットワーク基板です。


 これにアッテネータを噛ませてリボンツイータに接続ます。

5.まずデジタルアンプでテスト

 いきなりタンノイ君に接続するのはちょっと危険ですので、まずは、先日製作したデジタルアンプに接続して状況を確認します。
 接続後、徐々にアッテネータのボリュームを徐々に上げてゆきます。するとリボンツイータからかすかに、『チッツ、チッツ』と音がします。これでいいんです。ボーカルが聴こえるようではダメなんです。期待できそうです。



6.いざ試聴! 
 いよいよ試聴です。結果、これはなかなかイケます。これまで物足りなかった高域がしっかりと伸び、しかもタンノイの邪魔をせず、定位もしっかりとしてきました。音場の広がりも良いです。暫くこの状態で聴いてみたいと思います。

しばらく聴いてみて、自然な状態でしたら、今度はツイーターにエンクロジャーをプレゼントしたいと思います。