オデッセイのナビ交換 −その2−

こんにちは、Tomです。今日は4連休の最終日。暖かい日だと嬉しいのですが、この4連休は、いずれも寒い日が続きました。そして、本日は、午前曇り、午後は雨が降るようです。寒いけど、仕方がないので雨が降る前に予定していたナビのリアカメラの信号出しを行うことにしました。

1.情報収集

  連休初日にカーディーラーに行き、信号線に関するサービスマニュアルのコピーとインパネや、リアの内装のはずし方を聞いてきました。やはり、スムーズに事が運ぶかどうかは、情報収集で決まりますね。これだけでも大きな違いです。

2.ケーブルキットの購入

 連休前にリアカメラの変換ケーブルを購入しておりました。これは、ホンダ純正ナビのコネクタをRCAコネクタに変換するものですが、それだけではなく、リアカメラの電源は、なんと8Vというなんとも中途半端なもの。このケーブルキットはそれにも対応し、バックランプから電源を取り、それを12V→8Vに変換する三端子レギュレータも付属している優れものです。

3.リアの左側の内装をバラしチューナーにたどり着く

 リアカメラの信号線は、リアゲートの脇のCDチェンジャーの下にあるVTチューナーに接続されています。従って、チューナーにたどり着く為には、リア左側の内装を取り外す必要があります。

 1)リアゲートの内装の取り外し

  まず、リアゲート中央のカバーを取り外します。固定部は、リアのシートの下のスペアタイヤルームにあり、3つのプラスチックワンタッチ固定ピンで固定されています。

 ① ワンタッチピンを取り外す
 
  
 ② リアゲート部のカバーを外す。
 

 2)CDチェンジャーを取り外す
 CDチェンジャーは、リアサイドの内装カバーの上に付いているため、コレを外さないことには内装カバーは外れない様ですので、まずはCDチェンジャーを取り外します。
 この固定部材のボルトが長くて、結構手間です。特に後ろ側は、ラチェットが入らないため、メガネレンチで、ネジ山を1つずつ回すという面倒臭さでした。
 

 やっと取れた・・・・。ふ〜っ。(;´д`)

 このブラケットも外さねば

 3)リアの内装を取り外す。

 ①センターシートのシートベルトをはずす
 リア左側の内装の始まりは、センターシートのシートベルト付け根の部分からです。そこで、このシートベルトの固定ボルトを外します。


 
 ②次にリアのステップカバーを外す 
 内装は、ステップカバーの下になっていますので、ステップカバーをエイやっと!外します。

 ③サイドモールを取り外す
 内装カバーとシャーシーを止めている、ゴムのサイドモールを取り外します。

 ④リアゲートのモールも取り外す
  リアゲートにもシャーシーと内装をつなげているモールが有りますので、これも取り外します。

 ⑤内装の取り外し
 モールを取り外すとシャーシーと内装に隙間ができます。そこに手を入れて、『えいやー!』と分離すると見事に内装が取り外せます。

4.チューナーの取り外し
 これで、内装を取り外すことが出来き、やっとチューナーユニットまでたどり着きました。さあ、次はチューナーの取り外しです。


 1)メインコネクタ(20p)とアンテナ線の取り外し
後は、チューナーを取り出せばいいだけなのですが、ブラケットを外すためには、20pのケーブルとアンテナ線(4本)を外さないと、レンチが入りません。

 ① メインコネクタ(20p)の取り外し

 ② アンテナの取り外し
 

 2)ブラケットの取り外し
 邪魔なケーブルを取り外し、いよいよブラケットの取り外しです。

 

 3)チューナーを取り出しました。

5.リアカメラのコネクタの確認
 リアカメラのコネクタは、7Pでした。サービスマニュアルで確認すると、3番PinがNCになっているので、サービスマニュアルを同じです。
 ところが、今回購入した変換コネクタは、なんと5pじゃないですか?これでは、線を切断しなければなりません。どうせ切断するなら、このケーブルを使用しなくともいいのでは?と思いました。

6.電源電圧の確認
 サービスマニュアルに沿って、電源電圧を確認します。マニュアルでは、1番ピンがB電源(8V)、2番ピンがGNDです。
 エンジンをかけ、テスターを当ててみましたが、電圧が出ません。もしかすると、バック信号に連動するの?そこで、ちょっと危険ではありますが、サイドブレーキしっかりとかけ、ギアをバックに入れて、電圧を確認すると、今度は7.9Vの電圧を確認することが出来ました。

 と言う事は、このサービスマニュアルはきちんと合っていますので、4番ピンはカメラのビデオ信号GND、5番ピンはビデオ信号ということになります。

7.ビデオ信号を取り出し、映像の確認
 カメラの7ピンコネクタの、4、5番ピンを切断し、簡易的にRCAケーブルを取付け、モニタで確認してみます。モニタには、以前ジャンクで購入していた、アナログチューナーの液晶テレビを使用します。

 結果、きちんと映像が出ていることを確認しました。ゲートが開いているので、映像は空を写しています。

ちなみに、ナビの本体の画像を見ると、パーキングガイドラインが・・・・。
そうかこのラインは、チューナーで作っているんですね。


8.リアカメラのケーブル仕上げ
 映像を確認しましたので、リアカメラのケーブルをきちんとハンダ付けし、熱収縮チューブで保護します。


 これで、完成です。電源はこのままチューナーから電源をもらう事にして、先日の変換ハーネスキットは、ヤフオクで売りにだそうと思います。
 今後、もしうまくゆかない場合は、購入した変換ケーブルを改造して、電源のみを供給するようにします。
10時から初めて、約1.5時間で作業終了。終了後雨がぱらついてきました。ナビがまだ到着していないし、雨も降ってきたので、続きは来週の週末ですね。
お楽しみに(^^)Y。