東芝 ノートPC  Dynabookの修理 −その2−

こんばんは、Tomです。今日は朝から雨でした。いつもはゴルフの朝練をするのですが、今日はお休みでした。それでも日中は雨が上がり、時折太陽も顔を出しました。明日は集団低気圧も過ぎ去り、快晴でしょうね。

さて、昨日は始まった、東芝Dynabook T55の修理ですが、外から色々と調べてみたのですが、直る気配は感じられませんでした。
でも、唯一故障の原因と思われるところがありました。
それは、ACアダプタの受けがわのコネクタがガクガクしている事でした。

1.バラシてみる
すぐにでもばらしてみたかったのですが、もしケーズデンキの5年保証に入っていたら、素直にケーズデンキに持って行った方が良く、下手にバラスと、保証が受けられなくなります。
依頼主のSugiさんに確認してもらったら、保証は1年だったとの事。そこでバラしても
OKです。
そこで、今日はSugiさんの許可も頂いたので、バラして内部を確認したいと思います。

 1)ボトムケースのねじを外す
 それでは、さっそくバラシに取り掛かります。
 このPCはボトムケースにネジが沢山ありますので、マニアックな取り外しではなく、ボトムケースのネジを取り外すだけでケースを取り外す事が出来るかもしれません。

 ボトムケースのネジをすべて取り外しましたが、まだうまくケースを割ることが出来ませんでした。

 2)ボトムケースのHDD/メモリカバーを取り外す
 そこで、ボトムケースにあるHDD/メモリカバーを取り外します。

 3)その下にあるネジを取り外す
 そして、そのカバーの下にあるネジを取り外します。

 4)HDDを取り外す
 そして、HDDを取り外します。

 5)やっとボトムカバーが外れた

2.ACアダプタのコネクタの接触不良/断線を調べる
 ボトムカバーが外れ、内臓が見えたので、これから内部の確認をしたいと思います。

 1)ACアダプタコネクタ
 これがACアダプタの受け側のコネクタです。
 

 2)マザーボードの受け側の電圧を調べる
 このコネクタにACアダプタを差し、マダーボードの入り口の電圧を調べます。

結果、電圧が出ていませんでした。

 3)ACアダプタのケーブル単体で電圧を調べる
 マザーボードの電源の入り口コネクターを取り外します。

 そして、電源電圧を調べます。

すると、マザーボードからコネクタを外すと、きちんと19.3V出ています。
なのでACアダプタからのハーネスは問題ありません。

 4)マザーボードの電源ショートを確認する。
 そこで、マザーボードの電源コネクタを調べ、電源がショートしているかどうかを調べました。結果、400Ω以上もありますので、電源のショートではありません。

どうやらマザーボードの故障の様です。

そこで、「Dynabook」「電源」「入らない」で見つけたマザーボードの故障で見ると、どうやらインダクタが原因で、FETがショートしてしまう様です。
これが関連記事です。

http://www.tecn-pc.com/index.php?QBlog-20131220-1
http://www.tecn-pc.com/index.php?QBlog-20130131-1
http://pczubat.blog.fc2.com/blog-entry-2137.html
http://pczubat.blog.fc2.com/blog-entry-2138.html

これ以上は、Tomには部品がないので修理は難しいですね。
これはメーカーに出す必要があるようです。